イヌクワチャンネル

イヌクワチャンネルとは

イヌクワチャンネルは、かつて「犬も食わねぇよ。」という名で活動していた日本のYouTuberグループです。コミックバンドとして、様々なアーティストのオマージュ曲を中心にYouTubeで活動していましたが、現在はバンドとしての活動を終了し、チャンネル名を「イヌクワチャンネル」に改名し、新たな活動を展開しています。

バンド時代の軌跡

2018年8月17日にマンモーニ拓磨と完全制覇サスケの2人が北九州で結成。「犬も食わねぇよ。」時代は、様々なアーティストのオマージュ曲やオリジナル曲を制作し、週に1回MVをYouTubeに投稿していました。楽曲制作、演奏、動画編集、マスタリング、CD販売まで、全てを2人だけで行っていました。

コミックバンドとしてのエンターテインメント性を重視し、ふざけた内容の動画と、10年以上の活動経験から生み出される高い音楽性とのミスマッチが特徴でした。オマージュ曲にはリスペクトを欠かさず、MVには必ず元アーティストへの土下座謝罪シーンが含まれていました。

MVの概要欄には制作費が記載されており、過去最低額は0円、最高額は9000円というエピソードも。バンド名の由来は、第三者から「お前らの作った音楽なんか、犬も食わねぇよ」と言われたことへの反骨精神から来ています。

2018年12月には、ファースト・アルバム「犬も食わねぇよ。2018 ～古参の証～」を自主制作。初版500枚が即日完売し、後に増版盤1,000枚も完売しました。アルバムには水戸黄門の印籠をイメージした缶バッジが特典として付属していました。

2020年6月8日、ソニーミュージックエンタテインメントが設立した事務所「Be」に所属。同年11月27日には、3時のヒロインとコラボしたSHISHAMOっぽい曲「君と明日も」がめざましテレビに取り上げられ、番組にも出演しました。さらに、12月25日放送の『ミュージックステーション』では、ゴールデンボンバーの「女々しくて」の「っぽい曲」アレンジ二択パフォーマンスで完全制覇サスケがアレンジを担当しました。

2021年1月24日、年内にオリジナル曲のミュージックビデオが100万回再生を突破しなかったらバンドを解散すると発表。同年4月18日には、シングル「ビビってんのか?」の配信リリースに合わせて、バンド名を「INUMO KUWANEEYO」に改名しました。改名後も、旧名義は「ネタ系」のオマージュ曲リリース時に使用されることが発表されました。

2021年6月26日には、楽曲「チャイム・リープ」が「第9回全国小・中学校リズムダンスふれあいコンクール」の規定曲に採用。しかし、2022年1月3日、オリジナル曲の再生回数が100万回を突破しなかったため、バンドは解散しました。解散後もYouTubeチャンネルは「イヌクワチャンネル」として継続され、「っぽい曲」の投稿は続けられています。

メンバー紹介

イヌクワチャンネルのメンバーは以下の通りです。

完全制覇サスケ: リーダー。サブボーカル、ギター、ベース、キーボード、作詞、作曲、映像制作、ミックス、マスタリングなどを担当。
マンモーニ拓磨: メインボーカル、ギター、ベース、作詞、作曲、映像制作を担当。
流星リュウセイ: エアギター＆イケメン担当。
ペニヨシ: エアドラム＆ギャガー担当。
* ペソニキ: (活動休止中)

ボーカル、ギター、ベースなどの役割は固定されておらず、楽曲ごとにメンバーがパートチェンジや掛け持ちをしています。ドラムは打ち込みです。MVでは、オマージュ元アーティストの風貌に近いメンバーがボーカル役を務めるため、実際のボーカルと異なる場合があります。

ファンとの繋がり

イヌクワチャンネルのファンは「バウワー」と呼ばれています。これは、YouTube動画のトークシーン冒頭のやり取りに由来しています。ファンではない人は「否バウワー」と称されます。

今後の展開

バンドは解散しましたが、イヌクワチャンネルは今後も「っぽい曲」の投稿を継続し、新たな展開を見せてくれることでしょう。

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