イバン・ピリス

イバン・ロドリゴ・ピリス・レギサモン

イバン・ロドリゴ・ピリス・レギサモン（Iván Rodrigo Piris Leguizamón, 1989年3月10日 - ）は、パラグアイ・中央県イタグア出身のサッカー選手。ポジションは主にディフェンダーで、現在はニューウェルズ・オールドボーイズに所属しています。

経歴

セロ・ポルテーニョ

ピリスは6歳の時にラス・アギラス・ベルデスでサッカーを始め、その後、地元の11エストレージャスへ加入。パラグアイの名門クラブ、セロ・ポルテーニョの下部組織に入団し、着実に力をつけました。2008年10月19日、ドセ・デ・オクトゥブレ戦でトップチームデビューを果たし、その年のテレデポルテスのウェブサイト投票でリーグのニューカマーに選ばれるなど、早くから注目を集めました。

2011年のコパ・リベルタドーレスでは、CSDコロコロ戦でプロ初ゴールを記録。チームの準決勝進出に大きく貢献しました。この活躍により、マンチェスター・ユナイテッドやボカ・ジュニアーズといった名門クラブからの関心を集めましたが、最終的にはブラジルのサンパウロFCへ移籍しました。

サンパウロ

2011年7月15日にサンパウロと契約。クラブの副会長は「ピリスは多くのポテンシャルを持つ若い選手であり、彼の加入はチームのクオリティを間違いなく向上させるだろう」と期待を寄せました。CRヴァスコ・ダ・ガマ戦でデビューを飾り、2-0で勝利したものの、2試合目のECバイーア戦でレッドカードを受けました。アウェーのセアラーSC戦では移籍後初ゴールを記録しました。

ASローマ

2012年7月にはセビージャFCへのレンタル移籍が報じられましたが、最終的に8月1日に買取オプション付きのレンタルでイタリアのASローマへ移籍。シーズンを通してレギュラーとしてプレーし、リーグ戦29試合に出場しましたが、買取オプションは行使されませんでした。翌シーズンはスポルティングCPへローン移籍しましたが、リーグ戦の出場は6試合に留まりました。

ウディネーゼ

2014年8月4日、再びイタリアへ。ウディネーゼ・カルチョへローンで加入し、アンドレア・ストラマッチョーニ監督の信頼を得て、リーグ戦31試合に出場。シーズン終了後には買取オプションが行使され、完全移籍となりました。

メキシコ時代

2016年7月14日、リーガMXのCFモンテレイへ移籍。2017-18シーズンは、同リーグのクラブ・レオンへローンで加入しました。

代表

U-20代表としては、2009 南米ユース選手権で準優勝。2009 FIFA U-20ワールドカップにも出場しました。A代表としては、コパ・アメリカ2011のメンバーに選出され、7月3日のエクアドル戦でパラグアイ代表デビューを果たしました。準決勝のベネズエラ戦、決勝のウルグアイ戦にも出場しています。

タイトル

セロ・ポルテーニョ

* リーガ・パラグアージャ : 2009アペルトゥーラ

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