インサイド (ニュースサイト)

インサイド（INSIDE）について

インサイドは、株式会社イードによって運営されている日本のコンピュータゲーム関連のニュースサイトです。その歴史は2000年にさかのぼり、当初は個人ニュースサイトとしてスタートしました。これまでの10年以上にわたり、様々な形でゲームファンに情報を提供し続けています。

サイトの歴史

インサイドは2000年8月に「GAMECUBE INSIDE」という名前で開設されました。その後、2003年4月にリニューアルされ「Nintendo iNSIDE」となり、任天堂のゲームソフトやハードに特化した情報発信を行いました。当初は日々のページビューが約2万件に達し、任天堂好きのユーザーを中心に支持を集めていました。さらに2007年には株式会社IRIコマース&テクノロジー（IRI-CT）がサイトを買収し、任天堂以外の情報をも取り入れた「インサイド」に改称されました。この際に、オンラインゲームメディア「Slash Games」と統合され、一般的なゲーム情報サイトへと進化を遂げました。

2010年にはIRI-CTがイードと合併し、新たな体制のもとで運営が続けられています。

提供するサービス

インサイドが提供している主要なコンテンツには、さまざまなゲームニュースが含まれます。ニュースはブログ形式で配信され、ユーザーはトラックバックやコメント機能を使って参加できるのが特徴です。また、RSSフィードによる情報配信も行っています。以下は、主なサービスの内容です。

メインコンテンツ

• - ゲームニュース：最新のゲーム情報やトピックを取り上げた記事。
• - インプレッション：実際にプレイしたゲームに対する感想や批評。
• - プレビュー：発売前のゲームタイトルの紹介記事。
• - 特集：アクセサリや中古ソフト市場に関する特集記事。
• - イベントレポート：ゲーム関連の展示会やイベントのレポート。

コミュニティ機能

• - インサイドボード：ハード別の掲示板で、ユーザー登録が必要です。
• - チャット：誰でも参加できるリアルタイムのチャット機能。
• - Wi-Fiポータル：ニンテンドーWi-Fiコネクションに対応したコンテンツ。
• - ユーザーレビュー：ゲームに対する意見や感想を登録ユーザーが投稿するコーナー。

データベース

サイトでは、ゲームデータベースや会社情報のデータベースも提供されています。これにより、ユーザーは詳細な情報にアクセスしやすくなっています。

不祥事と批判

インサイドは過去にいくつかの不祥事や批判に直面しました。2013年には、外部からの不正アクセスにより6100件のユーザー情報が漏洩する事件が発生しました。さらに、2016年には虚構のライターに関する記事が問題となり、社会的な反響を呼びました。この事例では、記事の内容が誤解を招き、インサイド側が不適切とされたような行動に対して批判を受けることになりました。

まとめ

インサイドは、日本のゲーム関連ニュースを専門に扱う媒体として、ゲームファンに欠かせない存在となっています。任天堂に起源を持ちながらも、広範囲なゲーム情報をカバーし続けている点が特徴です。今後もユーザーとのコミュニケーションを大切にしながら、常に進化していくことが期待されます。

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