インドア

インドアとは

インドア（indoor）は、室内や屋内を意味する用語です。アウトドアとの対比で用いられ、室内での活動を好む人をインドア派と呼ぶことがあります。

インドア派の特徴

インドア派は、映画鑑賞、読書、テレビゲーム、料理など、室内で楽しめる趣味を持つ傾向があります。アウトドアのような屋外活動が苦手な人も少なくありません。

カップルや夫婦が共にインドア派の場合、人目を気にせず2人だけの時間を満喫できるというメリットがあります。一方で、過ごし方によってはマンネリ化してしまう可能性も考慮する必要があります。

2014年にマッチアラームが20代・30代の独身男女5,165人を対象に行ったアンケート調査では、恋人にするならアウトドア派を好む人が多いという結果が出ています。しかし、インドア派を選んだ人からは、「まったり過ごしたい」「家庭的な人が多そう」といった意見が寄せられました。

新型コロナウイルスの影響

2020年以降、新型コロナウイルスの感染拡大により、外出自粛（ステイホーム）期間が設けられ、インドア生活を余儀なくされる人が増えました。これにより、インドア生活の需要が高まり、「おうち時間」という言葉が生まれました。Instagramのストーリーズ機能では、「#おうち時間」のスタンプが登場するなど、インドアでの過ごし方に関する情報共有が活発になりました。

また、コロナ禍においては、従来アウトドアで行われていた活動をインドアで楽しめるように工夫する動きも広がりました。例えば、室内での花見（インドア花見）や、オンライン旅行などが登場しました。その他、キャンプやバーベキューなど、アウトドアの要素を取り入れたインドア向けのサービスや商品も開発されています。

まとめ

インドアという言葉は、単に室内を意味するだけでなく、ライフスタイルや価値観を表す言葉としても使われるようになりました。コロナ禍を経て、インドアの過ごし方は多様化し、より豊かなものへと進化しています。

関連項目

アウトドア - インドアの対義語。
室内
* 『インドア』 - コトバンク

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