インポッシブル (お笑い)

インポッシブル：ハイテンションと奇想天外なコントで魅せるお笑いコンビ

2005年4月に結成されたお笑いコンビ、インポッシブル。吉本興業東京本社所属のえいじ(井元英志)とひるちゃん(蛭川慎太郎)の2人からなる、個性豊かなコンビです。NSC東京校10期生として共に学び、それぞれの才能を活かし、独特の世界観を築き上げてきました。

メンバー紹介

えいじ: ツッコミ担当。福岡県出身。身長172cm、体重65kgのO型。野球観戦を趣味とし、福岡ソフトバンクホークスの熱烈なファンです。特技は100m走。志村けんへの憧れを胸に、お笑いの道へ進みました。

ひるちゃん: ボケ担当。神奈川県出身。身長171cm、体重72kgのO型。スケートボードが趣味であり、そのトリック技がコンビ名の由来にもなっています。特技はスケートボードのボードスライド。岡村隆史に憧れ、お笑い芸人を目指しました。

コンビ結成秘話

えいじはNSC入学後、当初はコンビを組むことなく過ごしていましたが、夏合宿を前に決意を固め、ひるちゃんを誘いました。当時トリオを組んでいたひるちゃんは、FUJIWARAのようなコントをしたいというえいじの熱意に動かされ、トリオを解消し、インポッシブルを結成することになりました。

インポッシブルの芸風

インポッシブルのコントは、明確なボケとツッコミの役割分担がありません。ひたすらハイテンションで、独特の空気感と勢いで笑いを生み出します。効果音を口で表現したり、段ボールなどのシンプルな小道具を巧みに用いたりするなど、一見チープな表現方法もネタの一部として昇華させています。

代表的なコントシリーズには、「でっかい昆虫と戦おう」シリーズや「必殺仕事人20××」、「必殺技出ちゃった」シリーズなどがあります。「でっかい昆虫と戦おう」シリーズは、巨大な昆虫と戦うというシュールな設定が人気でしたが、武井壮さんのネタと被っていることから最近は演じる頻度が減っています。

ショートコントだけでなく、長尺のシチュエーションコントも披露しており、基本的には不条理でストーリー性の少ない、予測不能な展開が特徴です。漫才にも挑戦しており、『芸人ドキュメンタリー 下がり上がり』でテレビ初漫才を披露。M-1グランプリにも出場経験があり、制限時間オーバーの演出をネタに取り入れるなど、独特のスタイルでオーディエンスを魅了してきました。

メディア出演

インポッシブルは数多くのテレビ番組に出演し、その存在感を示してきました。日本テレビ『有吉の壁』では「JKボンバーズ」としてブレイク。フジテレビ『爆笑レッドカーペット』やNHK『爆笑オンエアバトル』など、数々の人気番組で活躍しています。また、ラジオ番組『芸人お試しラジオ「デドコロ」』への出演や、映画『有吉の壁 カベデミー賞 THE MOVIE』への出演など、活躍の場は多岐に渡ります。さらに、メルカリやライフネット生命のCMにも出演するなど、幅広い分野で活躍しています。

チョコレートプラネットとの関係

1期後輩にあたるチョコレートプラネットとは特に親交が深く、YouTubeチャンネルやコントライブなどで頻繁に共演しています。互いに刺激し合い、切磋琢磨しながら、お笑い界を盛り上げています。

まとめ

インポッシブルは、独自のハイテンションコントで、多くの観客を惹きつけてきました。結成から現在に至るまで、数々の番組出演やライブ活動、CM出演などを通して、着実に実績を積み重ねています。今後も、彼らの奇想天外なコントと、独特の空気感に注目が集まり続けることでしょう。

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