芸人ドキュメンタリー 下がり上がり

『芸人ドキュメンタリー 下がり上がり』

番組概要

『芸人ドキュメンタリー 下がり上がり』は、フジテレビにて2015年7月から2017年6月まで不定期に放送されていた特別なドキュメンタリー番組です。この番組は、劇場の控室を舞台に、芸人が直面している悩みや葛藤を松本人志と陣内智則という2人の芸人が深く掘り下げる構成になっています。出番のブザーが鳴った際、彼らはすぐに舞台に立ち、観客の前でそのネタを披露します。さらに、収録後には少しの時間を使って後日談を語ることで、視聴者に出演者の成長過程や内面を垣間見る機会を提供しています。

この番組の発想は、2014年から松本と陣内が私的に行っていた食事会「ランチ会」に由来しています。この会では松本と面識がない芸人を陣内が紹介し、お互いの交流を楽しむ場とされていました。このような背景から、番組は芸人の姿をよりリアルに描き出す情景を生み出しました。また、番組ロゴには「～下がり上がり」という言葉の下に、上に向かう矢印が描かれており、これは芸人たちの成長や現状を打破しようとする姿勢を象徴しています。

出演者陣

このドキュメンタリー番組では、松本人志がMCを担当し、陣内智則が進行役として進めます。ゲストには多くの芸人たちが登場しますが、具体的な放送リストは公式サイトで確認できます。番組は様々なバックグラウンドを持った芸人たちに焦点を当てており、一人ひとりのストーリーが非常に多様で興味深いものになっています。

放送と配信

本番組はフジテレビを中心に放送され、特に第3回以降はクロスネット局を含む全フジテレビ系列局で視聴可能となっています。また、フジテレビオンデマンドでは、第1回のみが配信されていますので、見逃した方はそちらで確認することができます。

制作スタッフ

番組の制作面でも多くの才能が集結しています。ナレーションを担当したのは橋本さとし、構成には高須光聖やさだの名前が挙げられます。また、制作協力としてニユーテレスやフジアール、和田アカデミーなどが加わっています。プロデューサーや演出も非常にクオリティの高いものとなっており、松本祐紀、利光ともこ、五十嵐剛がプロデューサーを務め、演出には竹内誠が参加しています。

番組の意義

『下がり上がり』は、ただの笑いを生むだけでなく、芸人たちの人間としての深さをも掘り下げる非常に貴重な試みです。これにより、視聴者は彼らの苦悩や努力を理解し、応援したくなる気持ちを抱くことができます。このような形式のドキュメンタリーは、芸人の舞台裏を知り、その素顔を大切にするために非常に有意義です。

もう一度検索