イヴァン・オルデツ

イヴァン・ミコラヨヴィッチ・オルデツ（Ivan Mykolajovyč Ordec、1992年7月8日 - ）は、ウクライナ・ドネツィク州出身のプロサッカー選手で、DFとして活躍しています。現在はブンデスリーガのVfLボーフムに所属しています。

クラブ経歴

オルデツは5歳の時に、名門FCシャフタール・ドネツクのユースアカデミーに入団。幼い頃から才能を発揮し、13歳でユースチームに昇格しました。2009年にはトップチームに昇格を果たし、プロとしてのキャリアをスタートさせます。

2011年、オルデツはFCイリチヴェツ・マリウポリにローン移籍。ここでは主力選手として活躍し、その才能を大きく開花させました。そして2014年、シャフタール・ドネツクに復帰を果たします。2016-17シーズンには、DFながら4ゴールを挙げるなど、攻撃面でもチームに貢献しました。

2019年夏、オルデツはロシアの強豪FCディナモ・モスクワへ移籍。加入後すぐに中心選手として定着し、ファンからの絶大な人気を獲得しました。その活躍が認められ、2021年11月には2024年までの契約延長に合意しています。

しかし、2022年2月にロシアのウクライナ侵攻が勃発。この事態を受け、FIFAはロシアクラブに所属する外国人選手に対し、特例措置としてローン移籍を認めました。これにより、オルデツは2022年7月10日にVfLボーフムへのローン移籍が決定し、ドイツ・ブンデスリーガに活躍の場を移すこととなりました。

代表歴

オルデツは、2007年から7年間にわたり、ユース世代のウクライナ代表としてプレーしました。そして2014年、ついにフル代表に招集され、同年5月13日のニジェール戦で代表デビューを果たしました。しかし、主要大会への出場はなく、2018年以降は代表に招集されていません。

オルデツは、シャフタール・ドネツクで培った高い守備能力と、ディナモ・モスクワで得た経験を活かし、VfLボーフムで更なる活躍を目指しています。今後の彼の活躍に期待が高まります。

Soccerway
Transfermarkt.jp

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