イ・ソンギョン

イ・ソンギョン（Lee Sung-kyung）

イ・ソンギョンは、韓国出身のファッションモデル、女優、そして歌手として知られています。1990年8月10日に京畿道高陽市で生まれた彼女は、173cmの身長を持ち、同徳女子大学でモデル学科を卒業しました。YGエンターテインメントに所属し、多岐にわたるメディアでその才能を発揮しています。

家族背景と初期のキャリア

敬虔なクリスチャンの家庭で育ったイ・ソンギョンは、「聖書」という意味を持つ名前で名付けられました。幼少期から音楽に親しみ、7歳から高校卒業までピアノを習っていました。音楽大学への進学を考えるも、担任や家族の勧めでモデルの道を選びました。2008年には第17回スーパーモデル選抜大会でレックス賞を受賞。翌年にはアジア太平洋スーパーモデル選抜大会でユニックスヘアーニュースタイル賞を獲得し、モデルとしてのキャリアをスタートさせました。

演技と音楽活動

彼女の演技キャリアは2014年、ドラマ『大丈夫、愛だ』での出演から始まりました。2015年にはドラマ『女王の花』でヒロインを務め、注目を集めました。この作品で、彼女はMBC演技大賞新人賞を受賞し、俳優としての信頼を得ました。音楽も彼女の重要なキャリアの一部であり、同年には音楽バラエティ『覆面歌王』に出場し、その歌唱力を披露しました。エディ・キムとのデュエット曲『私の唇、温かいコーヒーのように』は大ヒットし、音楽界でもその名を知られることとなりました。

2016年には青春ドラマ『恋のゴールドメダル〜僕が恋したキム・ボクジュ』で主演を果たし、体重を増やして役に挑む姿勢が話題となりました。この演技により、MBC演技大賞優秀演技賞を受賞しています。

映画とさらなる成功

映画『ガール・コップス』では熱血刑事役を演じ、特別人気賞を受賞するなど、映画界でも成功を収めています。2020年から2023年にかけて放送された『浪漫ドクター キム・サブ』シリーズでは、エリート胸部外科医としての役を演じ、SBS演技大賞女性優秀賞や最優秀演技賞に輝きました。

社会貢献

演技活動の傍ら、彼女は社会貢献にも積極的で、2023年には外傷診療分野への支援として、檀国大学病院に1億ウォンを寄付しました。

交友関係

私生活では、2016年に『恋のゴールドメダル〜僕が恋したキム・ボクジュ』で共演したナム・ジュヒョクとの熱愛が報じられましたが、その後4か月後には破局を発表しています。

出演作品と受賞歴

彼女の出演作品には、多くのドラマ、映画、バラエティが含まれており、数々の賞を受賞してきました。特に、ファッションモデルとしてのキャリアは豊富であり、数多くの雑誌の表紙を飾るなど、その影響力は計り知れません。

イ・ソンギョンは、ファッション、演技、音楽の3つの分野で卓越した才能を発揮しており、その活動から目が離せない存在となっています。

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