ウェンデル・ホワイト

ウェンデル・ホワイトは、1984年9月3日生まれ、アメリカ合衆国カリフォルニア州カーソン出身のプロバスケットボール選手です。身長198cm、体重100kgという恵まれた体格を生かし、主にパワーフォワードとして活躍しました。

bjリーグでの輝かしいキャリア

ホワイトは、2009年にbjリーグの浜松・東三河フェニックスに加入し、その才能を開花させます。2009-2010シーズンには、レギュラーシーズンMVPを受賞。得点能力とリバウンド力を兼ね備え、チームを牽引し、浜松のリーグ優勝に大きく貢献しました。その後、京都ハンナリーズ、大分ヒートデビルズを経て、再び浜松に復帰。

2013年からは仙台89ERSに加入し、中心選手として活躍。2015-2016シーズンには、2度目となるレギュラーシーズンMVPに輝きました。仙台では、ガード/フォワードとして登録され、その多才さを見せつけました。しかし、チームはプレイオフ・セミファイナルで敗れ、ファイナル進出はなりませんでした。

プレースタイルと特徴

ホワイトは、得点能力が高く、特にドライブやジャンプシュートを得意としています。また、リバウンドにも強く、インサイドでの存在感も抜群です。さらに、パスセンスも持ち合わせており、状況に応じてアシストもこなせるオールラウンドな選手です。bjリーグでの登録ポジションは、チーム事情に応じてガード/フォワード、センター/フォワードと変わっていましたが、どのポジションでも高いパフォーマンスを発揮しました。

来歴

ネバダ大学ラスベガス校
NBAデベロップメント・リーグ ロサンゼルス・ディーフェンダーズ
韓国プロバスケ 原州東部プロミ
2009年 浜松・東三河フェニックス
2010年 京都ハンナリーズ
2011年 大分ヒートデビルズ
2012年 浜松・東三河フェニックス（復帰）
2013年 仙台89ERS
2017年 広島ドラゴンフライズ
2017年 三遠ネオフェニックス

bjリーグ 2015-16シーズン後

シーズン終了後、一旦仙台89ERSを離れましたが、2016-17シーズン開幕後の2016年11月16日に再び仙台と選手契約を結びました。その後、2017-18シーズンは広島ドラゴンフライズに加入。さらに同年12月には、古巣である三遠ネオフェニックスに移籍しました。

ウェンデル・ホワイトは、bjリーグにおいて数々の実績を残し、多くのファンを魅了した名選手です。彼の卓越した技術と情熱的なプレーは、日本のバスケットボール界に大きな影響を与えました。

もう一度検索