京都ハンナリーズ

京都ハンナリーズ：歴史と魅力あふれる京都のバスケットボールチーム

京都ハンナリーズは、古都・京都をホームタウンとするプロバスケットボールチームです。2008年の創設以来、Bリーグ（旧bjリーグ）で活躍し、現在、B1リーグ西地区に所属しています。運営母体はスポーツコミュニケーションKYOTO株式会社です。

チーム名の由来とクラブカラー

チーム名である「ハンナリーズ」は、京都の言葉「はんなり」に由来しています。「上品で明るく華やかなさま」を表すこの言葉は、歴史と文化が息づく京都にふさわしく、古き良き言葉を未来へ繋ぐというチームの想いを象徴しています。

クラブカラーは、創設以来、新選組の羽織の色としても知られる浅葱色が使用されてきました。2023-24シーズンからは、より青みを帯びた「花浅葱（ハンナリーズブルー）」へとリニューアルされました。ユニフォームには、黒と白もサブカラーとして使用されています。

ユニフォームサプライヤーとスポンサー

ユニフォームサプライヤーは、CONVERSE、オンザコート、SPALDING、hummelを経て、現在はTRESが務めています。2023-24シーズンの主要スポンサーには、アーキエムズ、SCREENホールディングス、京都銀行などが名を連ねています。その他、多数の企業がスポンサーとしてチームを支えています。

アリーナと歴史

ホームアリーナは、2023年10月1日から2033年9月30日まで、株式会社片岡製作所との命名権契約により「かたおかアリーナ京都」と呼ばれています。過去には、京都市体育館が「ハンナリーズアリーナ」として使用されていました。

チームの歴史は、bjリーグ時代から始まります。2009-10シーズンから現在に至るまで、数々の名選手がチームを支え、幾多の戦いを繰り広げてきました。bjリーグ時代には、ファイナルズ進出を果たすなど、常に上位を争う強豪チームとして活躍しました。Bリーグへの移行後も、チャンピオンシップ出場や地区2位獲得など、素晴らしい成績を残しています。近年は、チームの若返りを図りながら、着実に成長を遂げています。

選手とスタッフ

京都ハンナリーズには、日本人選手と外国人選手が混在した、個性豊かなメンバーが揃っています。歴代ヘッドコーチには、デービッド・ベンワー、青野和人、浜口炎、小川伸也、そして現在のロイ・ラナなど、ベテランから若手まで、多くの優秀な指導者が名を連ねています。

チーム文化と社会貢献

チームには、チアダンスチーム「はんなりん」、アリーナナビゲーター、マスコットキャラクター「はんニャリン」など、チームを盛り上げる様々な要素があります。「LOVE BLUE PROJECT」という環境保全活動や、献血キャンペーンへの参加など、地域社会への貢献にも積極的に取り組んでいます。

未来への展望

2024年3月には、京都府向日市に新たなアリーナ建設の計画が発表されました。このアリーナは、BリーグPREMIER（新B1）参入に必要な条件を満たし、京都ハンナリーズの更なる発展に大きく貢献すると期待されています。

京都ハンナリーズは、これからも京都の誇りとして、地域を熱狂で満たし、日本を代表するバスケットボールチームとして成長を続けることでしょう。

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