ウォーキング・デッド: ダリル・ディクソン

ウォーキング・デッド: ダリル・ディクソン

『ウォーキング・デッド: ダリル・ディクソン』は、ゾンビが蔓延る終末世界を舞台としたアメリカのホラー・ドラマシリーズです。本シリーズは、大人気ドラマ『ウォーキング・デッド』のスピンオフ作品として制作され、本編終了後のフランスを舞台に、ダリル・ディクソンの新たな戦いを描きます。

概要

物語は、ダリル・ディクソンがゾンビウイルスの発生源とされるフランスの地に漂着するところから始まります。故郷であるアメリカへ帰還するため、フランスを縦断する過酷な旅に出るダリルの姿が描かれます。

当初、本シリーズは『ウォーキング・デッド』の主要キャラクターであるキャロル・ペルティエも登場する予定でしたが、演じるメリッサ・マクブライドのスケジュールの都合により、ゲスト出演という形になりました。しかし、シーズン2からは再びメインキャストとして復帰することが決定しています。

2023年9月10日より、全6話で構成されるシーズン1の放送が開始されました。シーズン2の制作も決定しており、『The Walking Dead: Daryl Dixon – The Book of Carol』というタイトルで、マクブライドが再びダリルと共演します。

キャスト

ダリル・ディクソン: ノーマン・リーダス (小山力也)
コモンウェルスを離れた後、何らかの理由でフランスの海岸に漂着してしまう。
イザベル: クレマンス・ポエジー (小林希唯)
慈善活動を行う修道女。「希望連合」の一員として、瀕死のダリルを救い、修道院に迎え入れる。
ローラン: ルイ・ピュエシュ・シグリウッツ (岡村明香)
両親を亡くした孤児。「希望連合」から人類を再生に導く“救世主”として期待されている。
シルヴィ: ライカ・ブラン＝フランカール (國府咲月)
イザベルと同じ修道院で働く修道女。武術や銃の扱いに長けている。
ジュネ: アンヌ・シャリエ (小若和郁那)
フランス全域を支配する武装勢力「生者の力」の指導者。
ステファン・コドロン: ロメイン・リーバイ (阪口周平)
ダリルを執拗に追う「生者の力」の戦闘員。
クイン (S1): アダム・ナガイティス (北田理道)
イザベルの元恋人で、パリの地下ナイトクラブ「デミモンド」のオーナー。
キャロル・ペルティエ: メリッサ・マクブライド (長尾歩)
ダリルの友人。(シーズン1ではゲスト出演、シーズン2からメイン)

あらすじ

生存者の居住区「コモンウェルス」を離れたダリルは、ウォーカーを捕獲してフランスへ送るという仕事を引き受けます。しかし、トラブルに巻き込まれ、罰としてフランス行きの船に乗せられてしまいます。マルセイユの港に流れ着いたダリルは、アメリカと同様にウォーカーが蔓延するフランスで、「希望連合」と「生者の力」という二つの勢力が対立していることを知ります。

「希望連合」の修道女イザベルに助けられたダリルは、彼女から「救世主」として育てられている少年ローランを連合の本部へ護送するよう依頼されます。一方、「生者の力」の戦闘員コドロンは、ダリルの行方を執拗に追い始めます。

ダリルは、ローランを護送しながら、様々な困難に立ち向かい、自身の過去と向き合いながら、新たな目的を見つけていきます。フランスを舞台に、ダリルの新たな戦いが幕を開けます。

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