ウゴ・ルグラン

ウゴ・ルグラン

ウゴ・ルグラン（Ugo Legrand、1989年1月22日 - ）は、フランス・ルーアン出身の柔道選手です。73kg級を主戦場とし、国際舞台で活躍しました。

人物

柔道一家に育ち、3歳から柔道を始めました。祖父と父親が柔道の指導者という環境で、幼少期から柔道に親しみました。ジュニア時代は66kg級の選手として頭角を現し、2008年には世界ジュニア柔道選手権大会で優勝を果たしました。

シニアに上がってからは73kg級に階級を上げ、2010年の世界柔道選手権東京大会では7位入賞を果たします。2011年の世界柔道選手権パリ大会では、4回戦で優勝候補であった韓国の王己春（ワン・キチュン）選手に内股で勝利するも、準決勝でオランダのデックス・エレモント選手に判定で敗れました。しかし、3位決定戦では勝利し、銅メダルを獲得しました。

2012年にはヨーロッパ柔道選手権大会で優勝し、同年開催されたロンドンオリンピックでは準々決勝でエレモント選手に敗れましたが、3位決定戦で再び王己春選手を破り、銅メダルを獲得しました。2013年の世界柔道選手権リオデジャネイロ大会では、決勝で日本の大野将平選手に跳腰で敗れ、2位に終わりました。

2015年に現役引退を表明し、以降は指導者として後進の育成に携わっていると考えられます。

主な戦績

66kg級

2005年 - ヨーロッパカデ柔道選手権大会　3位
2006年 - ヨーロッパジュニア　3位
2007年 - フランスジュニア国際　優勝
2007年 - ヨーロッパジュニア　2位
2008年 - ベルギー国際　優勝
2008年 - ドイツジュニア　優勝
2008年 - ヨーロッパジュニア　優勝
2008年 - 世界ジュニア　優勝

73kg級

2009年 - フランス語圏競技大会　優勝
2009年 - ヨーロッパU23柔道選手権大会　優勝
2010年 - グランドスラム・パリ　5位
2010年 - ヨーロッパ選手権　3位
2010年 - 世界選手権　7位
2010年 - グランプリ・青島　優勝
2011年 - グランドスラム・パリ　3位
2011年 - 世界選手権　3位
2011年 - グランプリ・アムステルダム　3位
2011年 - グランドスラム・東京　5位
2012年 - グランプリ・デュッセルドルフ　3位
2012年 - ヨーロッパ選手権　優勝
2012年 - ロンドンオリンピック　3位
2013年 - 世界選手権　2位
2014年 - グランドスラム・パリ　3位
2014年 - パンナムオープン・モンテビデオ　優勝
2014年 - パンナムオープン・ブエノスアイレス　3位

外部リンク

ウゴ・ルグラン - オリンピックチャンネル
ウゴ・ルグラン - フランスオリンピック委員会 (フランス語)
ウゴ・ルグラン - Olympedia (英語)
ウゴ・ルグラン - Sports-Reference.com (Olympics) のアーカイブ (英語)
ウゴ・ルグラン - JudoInside.com (英語)
ウゴ・ルグラン - 国際柔道連盟 (英語)
ウゴ・ルグラン - Alljudo (英語)

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