ウスチオルダ・ブリヤート自治管区

ウスチオルダ・ブリヤート自治管区

ウスチオルダ・ブリヤート自治管区は、かつてロシア連邦のイルクーツク州に属していた自治管区です。行政の中心都市はウスチオルディンスキーでした。

概要

住民の多数はロシア人（57%）でしたが、モンゴル系のブリヤート人も36%を占めていました。地理的には、シベリア南部のバイカル湖西側に位置し、アンガラ川流域に広がる地域でした。イルクーツク州によって周囲を完全に囲まれていました。

標準時

この地域では、イルクーツク時間帯が使用されていました。UTCとの時差は+8時間です。かつては夏時間も存在しましたが、2014年10月以降は夏時間制は廃止されています。

歴史

この地域は、16世紀末まではモンゴルの支配下にありましたが、その後ロシアによって征服されました。1937年に自治管区として設置されました。

産業

主要な産業は林業と製紙業でした。

旗と紋章

自治管区の旗は、当初は緑色の地が使用されていましたが、2007年に濃い青色に変更されました。旗と紋章の中央には、「argabar」と呼ばれるシンボルが描かれています。これは、ヨーロッパの紋章と同様に代々受け継がれてきたもので、「完全なる平和を象徴する太陽の印、宇宙と地球、そして祖先代々の一族」を意味します。argabarの周囲にある金色の円は、光の4つの側面を象徴しています。

旗と紋章の円の色は異なって見えますが、実際にはどちらも金色で統一されています。

関連項目

ブリヤート共和国
アガ・ブリヤート自治管区

もう一度検索