ウルトラキャッツについて
ウルトラキャッツ(Ultra Cats)は、日本の
バラエティ番組『
ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』から誕生したユニットで、最後の
歌手グループとして知られています。主に韓国出身の女性
歌手・ジニーを中心とした4人組のダンスユニットです。彼らのメンバーには、リーダーの
内村光良、コーラスを担当する
大竹一樹、さらに
ウド鈴木が加わっています。
結成の経緯
「
歌手になりたい」と切実な思いを抱くジニーの希望を受けて、内村がユニットを発足しました。これは、以前「
ポケットビスケッツ」が成功を収めた経験を活かしたもので、内村の「ジニーを空高く、打ち上げるぞぉ~!」という意気込みがきっかけです。当初はジニー、内村、ウドの3人でスタートしましたが、大竹が歌唱力を見込まれてメンバーに加入し、ユニットの形が整いました。
活動の足跡
2001年10月に行われたバレーボール世界一決定戦「World Grand Champions Cup 2001」のテーマソングを巡り、
ライバルのメモリー南原率いる「
メモリーキャッツ」と対決しました。しかし、敗北を喫し、一時的に日本での活動を諦めざるを得ませんでした。その後、韓国での活動に舵を切りましたが、勝者の
メモリーキャッツも2ヵ月後には活動を停止しました。
マスコミの取材を募りつつ、天野から人気歌番組への出演オファーが舞い込みます。「素人として出演し、観客から70%の支持を得られればデビュー」という条件が提示され、結果として約90%の支持を得ることに成功しました。これにより、日本でのデビューも約束されました。
しかしながら、これまでの『ウリナリ』が放送終了したため、新たな道を模索します。内村の強い希望もあり、
2002年4月から他局のTBSで放送される深夜番組『ウルトラ』で活動を再開。半年間にわたり続けられましたが、同年9月に番組が終了するのに伴い、ユニットも活動を休止しました。
活動休止後、
2002年9月16日にはTBSと日本テレビが共同で行ったウルトラキャッツ最初で最後のライブがZepp Tokyoで開催されました。この時には内村が「1、2年以内に復活する」とファンの前で宣言しましたが、その後、ジニーは故郷の韓国で「チェヨン」として音楽活動を再開しました。
ディスコグラフィー
ウルトラキャッツは、ソニー・ミュージックエンタテインメントから以下のシングルをリリースしました:
また、アルバム『ウルトラ C』(
2002年9月19日)もリリースされ、いくつかの楽曲がオリコンにランクインしました。
主な出演番組
ウルトラキャッツは、以下の番組でも活躍しました:
その他にも、さまざまなラジオ番組やメディアに出演し、幅広いファンを獲得しました。今後も彼らの歴史や活動を振り返りながら、音楽への情熱とユニットの魅力を思い起こしたいものです。