エアポート'04

エアポート'04：子供だけが救世主？ 緊迫の空中サバイバル

『エアポート'04』（原題：Junior Pilot）は、2004年にアメリカで公開された、手に汗握るパニック映画です。後に「Final Approach」と改題され、日本ではアルバトロス株式会社からVHSとDVDがリリースされました。WOWOWでは『エアポート2004』のタイトルで放送されました。

物語は、ワシントンD.C.への旅客機777便に搭乗した音楽好きの小学生、リッキーから始まります。彼は、機内で資産家ドーチェスター氏の娘の誘拐と、インカ帝国の秘宝「黄金のマスク」の盗難のニュースを耳にします。

なんと、その犯人たちは777便に乗り込み、逃亡を企てていたのです。

離陸後、777便は激しい乱気流に見舞われます。機長は客室乗務員を助けるためにコックピットのドアを開けようとした際に頭を打ち、気絶してしまいます。さらに、犯人を取り押さえようとした乗客が、誤って副操縦士に睡眠薬を注射。副操縦士も気絶し、機体は危険な降下を始めます。

事態を重く見た政府は、最悪の事態を想定し、777便の撃墜を決断します。

残された希望は、コックピットに入り、気絶した操縦士に代わって操縦すること。しかし、コックピットのドアはロックされ、唯一の通路である空気ダクトは子供一人分の大きさしかありませんでした。

この窮地を救うのは、機内にいる子供たちだけなのか？

限られた時間の中で、子供たちは、高度な技術や知識を持つ大人たちに頼らず、知恵と勇気、そして協力によって、不可能と思われた状況を打開しようとします。

映画は、スリリングな展開と、子供たちの知恵と勇気、そして周りの大人たちの協力が織りなすドラマを描き、最後まで目が離せない作品となっています。

監督はジェームズ・ベケット、製作はタラート・キャプタンとダーシー・コンリク、脚本もジェームズ・ベケットが担当。撮影はデニス・マロニー、音楽はピーター・トマシェワが手がけています。

キャストには、リッキー役のジョーダン・ギャレット（日本語吹替：久保田恵）、カトー役のマーク・ダカスコス（日本語吹替：鈴木貴征）、ウォルター役のラリー・ミラー（日本語吹替：楠見尚己）などが出演。その他にも多くの俳優たちが、それぞれの役割を熱演しています。日本語吹替版の制作スタッフも充実しており、演出は羽田野千賀子、翻訳は徐賀世子、調整は山本洋平が担当しています。

『エアポート'04』は、予想外の展開と、子供たちの活躍が魅力のパニック映画です。緊迫感あふれるストーリーと、見応えのある映像は、きっとあなたを魅了するでしょう。 ハラハラドキドキの展開と、子供たちの成長物語が一体となり、忘れられない感動体験をあなたに提供します。 ぜひ、この手に汗握る空中サバイバル劇を、ご自身の目で確かめてみてください。

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