エア・ドロミティ

エア・ドロミティ（Air Dolomiti）

エア・ドロミティは、イタリアのヴェローナに本拠を置く地域航空会社です。ルフトハンザ・ドイツ航空の地域航空会社の一つとして、ヨーロッパの主要都市を結ぶ路線を運航しています。

概要

約550名の従業員を擁し、ルフトハンザのミュンヘン、フランクフルト、ウィーンといったハブ空港と、ヨーロッパの各都市を結ぶ路線を主な事業としています。ルフトハンザの地域子会社の多くがルフトハンザのブランドカラーで運航する中、エア・ドロミティは独自のブランドイメージを大切にしています。機内誌として「Spazio Italia Magazine」と「Lufthansa Magazin」を提供しています。

社名は、イタリア北部アルプス山脈のドロミテ地方に由来します。

コードデータ

IATA航空会社コード：EN
ICAO航空会社コード：DLA
コールサイン：Dolomiti

歴史

エア・ドロミティは、ヨーロッパ航空業界の自由化の流れを受け、1989年にLeali Steel Groupによって設立されました。1991年に中小都市を中心とした運航を開始し、1992年にはヴェローナとミュンヘンを結ぶ国際線を開設しました。2003年4月からは、ルフトハンザの一員となり、2014年7月からは、全日本空輸（ANA）との間でフランクフルト＝ヴェローナ線を含む6路線でコードシェアを開始しました。

就航路線

2008年5月現在、イタリア国内12都市、国外5都市に就航しています。

ヨーロッパ路線では、ミュンヘン、フランクフルト、デュッセルドルフ、シュトゥットガルト、ウィーンへ。
イタリア国内線は、アルゲーロ、アンコーナ、ボローニャ、フィレンツェ、ジェノヴァ、ミラノ（マルペンサ、リナーテ）、ナポリ、ピサ、トリノ、トリエステ、ヴェネツィア、ヴェローナを結んでいます。

機内サービス

ビジネスクラスでは、時間帯に合わせた食事または軽食、ワイン、ドリンクが提供されます。エコノミークラスでは、ミネラルウォーターとクッキーが無料で提供されるほか、60分以上のフライトではサンドイッチやエスプレッソコーヒー、ティラミスなどの有料メニューも用意されています。ビジネスクラスとエコノミークラスのシートは共通のため、需要に応じて座席数を調整することが可能です。

保有機材

2022年12月現在、エア・ドロミティの機材は以下の通りです。

エンブラエル195：15機

エア・ドロミティの機材の平均年齢は、2019年9月時点で9.2年です。

退役済機材

ATR42-300/500
ATR72-500
ボンバルディアCRJ-200LR
BAE146-200/300
デ・ハビラントカナダDHC-8-300
フォッカー100

外部リンク

Air Dolomiti（イタリア語/英語/ドイツ語版）
Air Dolomiti official (@airdolomitispa) - Instagram

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