エスタジオ・ド・モルンビー

エスタジオ・モルンビー

エスタジオ・ド・モルンビー、正式にはエスタジオ・シーセロ・ポンペウ・ヂ・トレドはブラジルのサンパウロ州に位置する著名なスタジアムです。このスタジアムはサンパウロFCのホームスタジアムであり、周辺はサンパウロ市内の高級住宅街モルンビーに位置しています。

このスタジアムの収容人数は約80,000人、実際の収容可能数は73,501人です。この数字はブラジル国内でエスタジオ・ド・マラカナンに次ぐもので、多くのサッカーファンが集まります。また、1977年には138,032人を収容した記録も持っており、このスタジアムの人気と規模が伺えます。

エスタジオ・モルンビーはサッカーの試合だけでなく、さまざまな大規模な音楽イベントも開催されてきました。クイーンやマドンナ、ポール・マッカートニー、ジャスティン・ビーバーといった著名アーティストがコンサートを行い、音楽ファンにも馴染みの場所です。

近隣のクラブとその歴史

サンパウロには、SCコリンチャンス・パウリスタとSEパルメイラスといった名門クラブも存在しています。これらのクラブもかつてはモルンビーでホームゲームを行っていましたが、現在は各自のスタジアムに移転しています。コリンチャンスはコリンチャンスアリーナ、パルメイラスはアリアンツ・パルケに本拠地を移し、モルンビーからは撤退しました。

施設の多様性

エスタジオ・モルンビーは、サッカー専用スタジアムであることに加えて、選手のトレーニング用の専用グラウンドやクラブハウスも備えています。観客向けの駐車場に加え、選手や関係者専用の駐車場も整備されており、アクセスの利便性が高いです。

また、サンパウロFCの背後には高級スポーツクラブがあり、陸上競技場、プール、スポーツジム、レストランなどの充実した設備も備えています。これにより、サッカー以外のスポーツ活動やリラクゼーションの場も提供されています。

アクセス

エスタジオ・モルンビーへのアクセスは、サンパウロの中心からも非常に便利です。サンパウロ地下鉄4号線のモルンビー駅を利用することができ、またバスやタクシーによるアクセスも可能です。自家用車やレンタカーでも訪れることができますが、特にカンピオナート・ブラジレイロの試合が行われる際には周辺の渋滞や駐車場の混雑に注意が必要です。

まとめ

エスタジオ・モルンビーは、その規模と多様なアクティビティでサンパウロ・ブラジルにおける重要な場所です。サッカーファン、音楽愛好者、スポーツに興味を持つ人々にとって魅力的なスポットであり、多くの人々を惹きつけ続けるでしょう。

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