エスタディオ・ラ・ロサレーダ

エスタディオ・ラ・ロサレーダ

エスタディオ・ラ・ロサレーダ（Estadio La Rosaleda）は、スペインのアンダルシア州マラガに位置するサッカー専用のスタジアムです。1992年からは、マラガCFが本拠地として使用しており、地域のサッカー文化に深く根付いています。ラ・ロサレーダという名前は、バラ園を意味し、スタジアムが建設される以前に存在していたバラ園に由来します。

歴史

スタジアムの建設は1936年の4月21日に始められましたが、スペイン内戦の勃発によって工事は約4年間も中断されました。このため、完成までに長い時間を要し、1941年9月14日にCDマラガ対セビージャFCの親善試合でついにこけら落としを行いました。その際、ラ・ロサレーダは当時のアンダルシア州で最大のスタジアムとして注目を集めました。

完工後は、国際的な大会やイベントの舞台としても選ばれることが多く、1982 FIFAワールドカップの会場としても使用されました。この大会を通じて、世界中のサッカーファンに視覚的な印象を与えることとなります。

その後もスタジアムは、数度の改修を経て、より快適な観戦環境を提供しています。2010年7月には、選手のベンチやスタンドの手すり、階段などが修繕され、VIP席の増設も行われました。これにより、観客が快適に観戦できるようになりました。

2012-13シーズンの8月22日には、スタジアム史上初めてUEFAチャンピオンズリーグの試合が開催され、マラガCFがパナシナイコスFCと対戦しました。この試合では、エリゼウとマルティン・デミチェリスの得点により、マラガが2-0で勝利を収めることに成功し、スタジアムの歴史に新たな1ページが刻まれました。

重要なイベント

エスタディオ・ラ・ロサレーダでは、1982 FIFAワールドカップや各種国際Aマッチが開催され、スポーツの場としての重要性が認識されています。地域のコミュニティにとって、サッカーは文化的な象徴でもあり、スタジアムはその拠点として機能しています。

スタジアムは、マラガの街にとって非常に重要な存在であり、地域のスポーツエンターテインメントを支え続けています。現在も多くのサッカーファンが、ラ・ロサレーダでの試合観戦を楽しみに訪れています。エスタディオ・ラ・ロサレーダは、これからもサッカーの歴史を刻んでいくことでしょう。

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