エタニティブックス

エタニティブックスは、アルファポリスが発行し、星雲社が発売を手がけるティーンズラブ小説レーベルです。2009年にアルファポリスが「大人のための恋愛小説」をコンセプトに立ち上げられました。

レーベルの特徴

エタニティブックスの最大の特徴は、作品における性描写の有無や度合いをロゴの色で明確に示している点です。これにより、読者は自分の好みに合った作品を選びやすくなっています。

白（Blanc）： 性描写なし。純粋な恋愛を楽しみたい読者向け。
ロゼ（Rose）： 軽い性描写あり。恋愛に少し刺激を求める読者向け。
赤（Rouge）： 一定以上の性描写あり。より大人向けの描写を求める読者向け。

創刊ラインナップは、赤の『片側の未来』（広瀬もりの）と『Promise～誘惑のゆくえ』（綾瀬麻結）、白の『ナチュラルキス』（風）でした。アルファポリスの説明によると、赤のレーベルに分類される作品は、主人公の年齢が20歳以上であることが求められています。

正式な創刊以前に刊行された単行本の中にも、エタニティブックスのレーベルで取り扱われるようになった作品があります。最も古いものは、赤にあたる『ハウスメイド』（久石ケイ）です。

ロゼは2016年11月刊の『この恋、神様推奨です。』（風）、白は同年12月刊の『秘書のわたし』（帆下布団）以降、新たな刊行はありません。

2020年10月には、『エタニティ 〜深夜の濡恋ちゃんねる♡〜』というタイトルで、エタニティブックスの12作品がテレビアニメ化され、放送されました。

関連レーベル

エタニティブックスには、以下の関連レーベルが存在します。

エタニティ文庫： 2010年に創刊された、エタニティブックス作品の文庫レーベル。
エタニティコミックス： 2011年に創刊された、エタニティブックス作品の漫画レーベル。公式サイトでWebコミックとしてコミカライズされた作品の単行本が刊行されています。

その他の情報

エタニティブックスは、ティーンズラブ小説の分野で独自の地位を築いています。ロゴの色による性描写の区分けは、読者にとって作品選びの明確な指標となっています。また、アニメ化されるなど、メディアミックスも展開されており、幅広い層に支持されています。

関連項目

ノーチェブックス
レジーナブックス

外部リンク

エタニティブックス 公式サイト

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