エディ・エドワーズ (アメリカンフットボール)

エディ・エドワーズ：シンシナティ・ベンガルズを支えた鉄壁のディフェンス

エディ・エドワーズ（Eddie Edwards、1954年4月25日生まれ）は、アメリカ合衆国サウスカロライナ州サムター出身の元アメリカンフットボール選手です。ポジションはディフェンシブエンド。

大学時代とNFLドラフト

マイアミ大学時代には、その卓越した才能を発揮し、オールアメリカンに選出されるなど、早くから注目を集めました。そして1977年のNFLドラフトでは、全体3番目という高順位でシンシナティ・ベンガルズに指名され、プロの世界へと足を踏み入れます。

シンシナティ・ベンガルズでの活躍

エドワーズは、1977年から1988年までの12シーズン、ベンガルズ一筋でプレイしました。その間、彼はチームのディフェンスラインを支え、数々の記録を打ち立てました。1980年12月21日のクリーブランド・ブラウンズ戦では、相手QBブライアン・サイプから5サックを記録し、チーム記録を樹立しました。また、1981年にはオールプロに選出される活躍を見せ、チームの第16回スーパーボウル出場に大きく貢献しました。

プレーオフのサンディエゴ・チャージャーズ戦（史上最も体感温度が低くフリーザーボウルと呼ばれるようになった試合）では右耳に凍傷を負うアクシデントに見舞われましたが、彼はその逆境を乗り越え、チームのために最後まで戦い抜きました。

ファンブルリカバー17回、チーム記録である83.5サックの数字を残しましたがサックが公式記録となったのは1982年からであるため公式記録としては47.5サックとなっています。

引退後

2007年には、チーム創設40周年を記念してベンガルズがオールタイムチームの選出を公式HPで呼びかけた際、DEとしてジャスティン・スミス、ロス・ブラウナーに続く3番目の票を得て次点となっています。これは、彼がベンガルズのファンからどれだけ愛され、尊敬されているかの証と言えるでしょう。

ベンガルズでの出場試合数は、ディフェンシブラインマンとしては、ティム・クラムライに次いで歴代2位であり、その功績は今もなお語り継がれています。

エディ・エドワーズは、シンシナティ・ベンガルズの歴史に名を刻む偉大な選手の一人です。彼の情熱、献身、そして卓越した才能は、多くのファンに感動を与え、記憶に残るものとなっています。

参考情報

NFL.com
Pro-Football-Reference
* エディ・エドワーズ - IMDb

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