エドガル・イエ

エドガル・ミゲル・イエ：多才な才能を持つギニアビサウ出身のサッカー選手

エドガル・ミゲル・イエ（Edgar Miguel Ié、1994年5月1日 - ）は、ギニアビサウのビサウ出身のプロサッカー選手です。主にディフェンダーとしてプレーし、その多才な能力で複数のクラブと代表チームで活躍してきました。

クラブキャリア

イエはギニアビサウの首都ビサウで生まれ、幼い頃にポルトガルへ移住。14歳で名門スポルティングCPのユースチームに入団し、サッカー選手としてのキャリアをスタートさせました。2012年の夏には、チームメイトのアゴスティーニョ・カと共にFCバルセロナへ移籍。バルセロナでは、Bチームで着実に成長を続け、2014年12月にはコパ・デル・レイのSDウエスカ戦で、ジェレミー・マテューとの交代でトップチームデビューを果たしました。しかし、トップチームでの出場機会はこの試合のみでした。

2015年8月、イエはビジャレアルCFと3年契約を締結。しかし、ビジャレアルではBチームへの登録となり、トップチームでの出場は叶いませんでした。出場機会を求めて、2016年12月にはポルトガルへ帰国し、リスボンのCFベレネンセスへ移籍しました。

その後、2017年7月5日にはフランスのリールOSCへ移籍。2019年8月12日にはトルコのトラブゾンスポルへ活躍の場を移しました。そして、2023年1月23日、イスタンブール・バシャクシェヒルFKに加入し、現在も同クラブでプレーしています。

代表キャリア

イエは、UEFA U-19欧州選手権2012に参加する予定でしたが、負傷のため辞退。しかし、2013 FIFA U-20ワールドカップのメンバーには選出されています。

2017年11月10日に行われたサウジアラビア代表との親善試合で途中出場を果たし、ポルトガルA代表デビューを飾りました。その後、2021年にはギニアビサウ代表への国籍変更がFIFAに認められ、2023年6月14日にはサントメ・プリンシペ代表との親善試合でギニアビサウ代表として初出場を果たしました。これにより、イエはポルトガルとギニアビサウ、2つの代表チームでプレーするという珍しい経歴を持つことになりました。

家族

イエには、双子の兄弟であるエデリノ・イエもサッカー選手として活躍しています。

プレースタイル

恵まれた体格と高い身体能力を生かしたディフェンスが持ち味。センターバックやサイドバックなど、複数のポジションをこなせるユーティリティ性も兼ね備えています。空中戦にも強く、セットプレーでの得点能力も魅力です。

まとめ

エドガル・ミゲル・イエは、FCバルセロナやポルトガル代表でのプレー経験を持つ、経験豊富なディフェンダーです。複数のクラブを渡り歩き、様々なリーグでプレーしてきた経験を活かし、今後の活躍が期待されています。

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