エフエム北海道

株式会社エフエム北海道（AIR-G'）について

株式会社エフエム北海道、通称AIR-G'は、1982年に開局した民間のFMラジオ局です。北海道を中心に放送を行い、特に札幌市に本社を構えています。愛称の「AIR-G'」は、共感を広げる「air」と、素晴らしい体験を提供したいという「G'」を組み合わせたものです。深い地域密着型の放送を実現するこの局は、リスナーとのつながりを重視し、親しみやすい番組作りを心がけています。

会社概要

エフエム北海道は札幌市中央区に本社を置き、同時に東京にも支社を展開しています。代表取締役社長は土屋敦司氏が務めており、道新と小中学生が参加するさまざまなプロジェクトを通じて地域貢献に努めています。開局当初から現在にかけて、道新を中心とする株主構成を維持し、HTBなど他のメディアとも関係を築いてきました。

これまでの歴史

開局当初は、北海道で初の民間FM局として誕生しました。1982年、言わずと知れた道新と北海道テレビ放送（HTB）からの大きな支援のもと、放送スタート。FMを利用した24時間体制の放送を1993年に開始し、リスナーの期待に応えるべく、日々多様な番組を制作しています。1997年には愛称を改革し、現在の「AIR-G'」となりました。

局の発展は目まぐるしく、2007年には開局25周年を迎え祝い、2013年には北海道内民放初の女性社長として宇佐美暢子氏が就任しました。また、番組の充実を目的として「RADIKO」の実用化試験を行い、全国的なストリーミング配信への道を切り開きました。

送信所と中継局

エフエム北海道の放送は、主要7箇所の基幹送信所と中継局を通じて広がっていますが、一部地域では受信が難しい場合もあります。そのため、インターネットラジオやケーブルテレビを活用することで、より多くのリスナーにアプローチしています。特に村や町など、アクセスの難しい地域に暮らす人々に向けては、radikoを利用した配信も展開されています。

安全への取り組み

開局以来、AIR-G'は地域交通安全キャンペーンを行うなど、地域社会への貢献を行っています。特に「SMILE SAFETY PROJECT」などのイベントは、多くの人々に支持されています。

番組とパーソナリティ

AIR-G'では、平日と週末にわたって多彩なジャンルの番組が放送されています。特に自社制作番組が多く、パーソナリティたちが独自の視点で情報発信を行っています。これによりリスナーとの距離を縮め、地域に密着した内容を届けています。

将来に向けて

エフエム北海道は、今後も新しい技術の導入や番組内容の見直しを行いながら、リスナーの期待に応えていく姿勢を崩しません。開局40周年に向けて、ますます地域密着の放送に力を入れ、リスナーとの新たな関係構築を目指しているのです。

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