エフティ資生堂

株式会社エフティ資生堂について

株式会社エフティ資生堂（FT SHISEIDO）は、資生堂グループに属し、トイレタリー商品を中心に製造を行っていた企業です。「FT」の名称は、前身の資生堂ファイントイレタリー（FINE TOILETRY）から由来しています。企業は2000年に設立され、主にヘアケアやボディケア製品の製造を専門とすることで、業界内での位置を確立しました。

沿革

2000年に会社は成立し、2003年にはトイレタリー製造の専門会社としての道を歩み始めました。その後、エフティ資生堂のブランドの大部分は資生堂本体に移管されることになります。2021年7月には全業務を株式会社ファイントゥデイ資生堂（現在の株式会社ファイントゥデイ）へ譲渡し、エフティ資生堂は企業活動を終了しました。

製品一覧

エフティ資生堂が手掛けていた製品には、いくつかの有名ブランドがありました。主な製品について以下に示します。

• - TSUBAKI（2006年発売）：ヘアケアブランドで、資生堂の「メガブランド戦略」の一環として立ち上げられました。
• - SEA BREEZE（1902年誕生）：アメリカで生まれたブランドで、2000年に資生堂ファイントイレタリーが買収したものです。
• - スーパーマイルド（1988年発売）：優しい洗い心地を追求したシャンプーです。
• - 水分ヘアパック：シャンプー、リンス、トリートメントを一体化した製品です。
• - サボン・ドール：固形石鹸として人気を誇ります。
• - 肌水：ボディ用の化粧水です。
• - ウォーターinリップ：薬用のリップスティックです。
• - ハンドケア：薬用のハンドクリームです。
• - 薬用ハンドソープ：清潔感を追求した製品です。
• - ポアンかみそり：剃髪用の商品です。
• - On Air/On Air-Wave：オーラルケアアイテムです。
• - GEL's（1987年発売）：ヘアコロンシャンプーとリンスの製品です。
• - HG：男性向けのスタイリング剤です。
• - シャワーソープ：手軽に使用できる体洗浄用の製品です。
• - ヘアメーク（1991年発売）：シャンプーやリンスのほかスタイリングにも対応した商品です。
• - ダンガリー：男性用化粧品として展開されました。
• - EX（1992年発売）：ヘアトリートメント製品です。
• - リシェール：特に髪の栄養補給に焦点を当てたヘアトリートメントです。
• - 海の恵み/太陽の恵み：ボディソープや入浴剤などのアイテムが含まれます。
• - TESSERA（1995年発売）：また、ヘアコロンシャンプーとリンスが揃っています。
• - ceu：環境に配慮したシャンプーとリンスです。
• - FINO：トリートメント機能を持つシャンプーとリンスの製品系列です。
• - AQUAIR（1999年発売）：美白効果を目指した化粧品です。
• - NATURUGO：洗顔料としての役割を果たします。
• - DO & BE：制汗剤です。
• - CENTER IN：生理用製品です。
• - キッチンきれい：敏感なキッチンの衛生管理を支援する除菌剤です。
• - 洗たく石鹸：衣類の手洗いに適した石鹸です。
• - ヴィルフランシュ：特定の目的に基づいた製品です。
• - ハーブソープ（バーチ）：自然成分を使用した製品です。

企業活動の背景

エフティ資生堂は、日本テレビの土曜22:00枠の筆頭スポンサーとして知られており、1994年に放送を開始した『夜もヒッパレ一生けんめい。』から『エンタの神様』に至るまで多くの番組に提供していました。このように、エフティ資生堂はトイレタリー業界だけでなく、メディアにも影響を与えた企業でした。

株式会社エフティ資生堂は、トイレタリー製品の製造を通じて多くの消費者に親しまれ、数十年にわたり様々な製品を提供し続けました。

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