エフドキア・メクシロ

エフドキア・パンテレーエヴナ・メクシロは、1931年3月23日にソビエト連邦のゴルノ＝アルタイスク（現在のアルタイ共和国）で生まれ、クロスカントリースキー選手としてその名を刻みました。彼女は1950年代から国内で頭角を現し、ソビエト連邦選手権のリレー競技で7度の優勝（1954年、1955年、1957年、1961年、1962年、1965年、1966年）を飾るなど、国内トップレベルの選手として活躍しました。

しかし、度重なる足の故障に悩まされ、国際舞台へのデビューは遅れました。1962年のノルディックスキー世界選手権で初めて国際試合に出場し、5kmで6位入賞を果たしました。32歳という年齢で出場した1964年のインスブルックオリンピックでは、10kmで銀メダル、5kmで4位入賞、リレーでは金メダルを獲得し、その実力を世界に示しました。このオリンピックでの活躍は、彼女のキャリアにおけるハイライトと言えるでしょう。

1966年のノルディックスキー世界選手権では、5kmと10kmの両方で4位入賞を果たしましたが、メダルには届きませんでした。現役引退後は、コーチとして後進の指導に尽力し、多くの選手を育成しました。彼女の指導を受けた選手たちは、国内外の大会で優秀な成績を収め、その功績は高く評価されています。

2013年1月16日、81歳でその生涯を閉じました。彼女の功績は、今もなお多くの人々に語り継がれています。

主な戦績

1964年インスブルックオリンピック
10km：銀メダル
5km：4位
リレー：金メダル
1962年ノルディックスキー世界選手権
5km：6位
ソビエト連邦選手権
リレー：7回優勝

外部リンク

エフドキア・メクシロ - 国際スキー連盟のプロフィール
エフドキア・メクシロ - Olympedia

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