エブリのまち

『エブリのまち』について

『エブリのまち』は、2012年4月2日に放送を開始し、2014年11月7日まで岡山放送（OHK）で放映された生活情報番組です。岡山県および香川県に焦点を当て、地域の情報や文化を広く伝える役割を果たしました。これは、前番組『温たいむ』の後継番組として位置づけられており、地域密着型の情報提供を続けてきました。

番組の歩み

『エブリのまち』は、最初は『エブリのうち』としてスタートしました。自社制作枠として、OHKは約30年ぶりに平日の朝の帯番組を立ち上げたのです。この番組は、地元紙である山陽新聞との提携企画を搭載し、地域の特色を強調する努力をしました。特に、旅行を通じて岡山・香川の魅力を紹 介する「駅まち」などのコーナーが好評を博しました。

2013年には、新たに『エブリのまち』に改題され、放送時間も変更されました。この改編により、より多様なコンテンツが導入され、毎日の放送スケジュールに合わせた内容が展開されました。例えば、月曜から木曜にはアナウンサーが岡山・香川を旅する「アナ旅ンゴ」というコーナーが設けられ、リポートを通じて地域の新たな魅力を発見しました。

主なコーナーと内容

番組の中で展開されたコーナーは多岐にわたります。中でも「駅まち」は、タレントが岡山・香川のローカル線で旅をし、様々なミッションを遂行しながら地域の名所やグルメを紹介するコーナーでした。この形式は、視聴者に地域の魅力を身近に感じさせるものでした。

また、料理をテーマにした「うち'sキッチン」は、岡山の著名な料理人たちが参加し、レシピを紹介する人気コーナーとなりました。これらのコーナーは、視聴者に対して地域の特色を伝えると同時に、楽しんで学びながら地元への理解を深めることを目的にしていました。

政治や文化に関する情報を扱う際には、専門家のコメントを取り入れるなど、幅広い視点から情報を提供しました。このように、視聴者のニーズに応じた多様なアプローチで、番組は地元の情報源となりました。

放送の特徴

『エブリのまち』は、毎週月曜から金曜の14時58分からの放送を基本とし、特に地元の行事や話題のスポットを取り上げるコーナーが定評がありました。放送時間を通じて視聴者が参加できるような企画や、インタラクティブな要素も取り入れられ、地域とのつながりを強調する番組作りが継続されました。

番組は、地元の特産品や観光地を紹介するだけでなく、毎回地域の人々との交流を図る形で構成されており、地域への愛着を深める要素が全編にわたって盛り込まれていました。

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