エミー・ロッサム

エミー・ロッサムについて

エミー・ロッサム（本名：エマニュエル・グレイ・ロッサム）は、1986年9月12日にニューヨーク市で生まれました。ロッサムは幼い頃から芸術に親しみ、オペラを学ぶことに情熱を注ぎました。彼女の両親はユダヤ系で、父親は銀行家、母親は写真家として活動していました。母親は妊娠中に両親が離婚し、ロッサムは父親とは数回しか会ったことがなく、母親と二人三脚で生活を送ることになりました。

幼少期にはメトロポリタン歌劇場の舞台に立ち、さらにカーネギー・ホールでもパフォーマンスを行うなど、その歌唱力を高く評価されました。彼女は1996年にマンハッタンのスペンサー高校を卒業し、芸能界への道を歩み始めます。

キャリアの出発点

エミー・ロッサムは2000年に公開された映画『歌追い人』で主演を務め、その演技力が注目を集めました。14歳という若さでのデビュー作は、彼女のキャリアを支える重要な一歩となります。同年にはテレビ映画『オードリー・ヘプバーン物語』に出演し、若き日のオードリー・ヘプバーン役を演じました。

さらに、2003年にはクリント・イーストウッド監督の作品『ミスティック・リバー』に出演し、再びその才能をアピールしました。彼女のキャリアは、翌年のサマーシーズンに公開された大作『デイ・アフター・トゥモロー』や、アンドリュー・ロイド・ウェバーの人気ミュージカルを映画化した『オペラ座の怪人』に出演することで飛躍しました。後者の作品では、ヒロインのクリスティーヌ役を演じ、ゴールデングローブ賞のミュージカル・コメディ部門で主演女優賞にノミネートされました。また、サターン若手俳優賞やナショナル・ボード・オブ・レビューのブレイクスルー女優賞も受賞しました。

音楽活動

彼女は2007年にゲフィン・レコードから歌手としてデビューし、音楽活動にも力を入れています。デビューシングルやアルバムをリリースし、聴く人々を魅了しています。

私生活

エミー・ロッサムはセリアック病という自己免疫疾患を抱えています。彼女は2006年に映画『ポセイドン』の共演者であるルーカス・ハースと共に「YouthAIDS大使」を務め、社会貢献にも積極的です。2007年には音楽業界の仲間であるジャスティン・シーゲルと結婚しましたが、2009年に離婚しています。その後、2015年には監督・脚本家のサム・エスメイルと婚約し、2017年に結婚。2021年5月には第一子である女児を出産し、2023年4月には第二子となる男児を迎えました。

作品一覧

エミー・ロッサムのフィルモグラフィーには数々の映画とテレビ番組が含まれ、多彩な役柄に挑戦してきました。また、彼女は2008年から森永乳業の「マウントレーニア カフェラッテ」のCMにも出演しており、広告界にもその名を知られています。

結論

エミー・ロッサムは、素晴らしい演技力と歌唱力を持つアーティストとして、今後の活動にも期待が寄せられています。彼女の多才な才能と努力は、今後も多くのファンに愛され続けることでしょう。

もう一度検索