エム・シーシー食品

エム・シーシー食品株式会社について

エム・シーシー食品株式会社（MCC FOOD PRODUCTS CO., LTD.）は、兵庫県に本拠を置く食品メーカーです。主に缶詰、レトルト食品、業務用冷凍食品などを手掛け、多様な製品を市場に提供しています。家庭用から業務用まで、あらゆるニーズに応える製品が揃っており、その味わいや品質は多くの消費者から支持されています。

主な製品

家庭用製品

特に家庭向けには、以下のようなラインナップがあります。

• - ワールドデリシャスシリーズ：カレーやスープなど、さまざまな味を楽しむことができる缶詰。
• - 神戸カレーシリーズ：レトルトカレーで、手軽に神戸の味を楽しむことができます。
• - 味道：丹波黒や日向金柑を使った缶詰は、地元の特産品を生かしています。
• - 神戸長田牛すじぼっかけ：地域の食文化を反映した一品。
• - 松井家秘伝のカレー：通販限定で販売される、特別なレトルトカレーです。

業務用製品

業務用向けには、以下のような製品があります。

• - 缶詰・レトルト食品：多様な料理を提供するための調理缶詰やレトルト食品。
• - 冷凍食品：コロッケ、ピラフ、ハンバーグなど、手軽に調理できるアイテムが揃っています。

会社の沿革

エム・シーシー食品は、1923年に水垣商店として設立され、その後成長を続けてきました。1931年には、神戸でイワシやいちごジャムの缶詰製造を開始。1946年、戦後の再建期には兵庫缶詰工業として新たに設立されました。

1954年にはエム・シーシー食品株式会社として再スタートし、以降も様々な新製品の開発に取り組んできました。特に、1965年にはスキヤキ缶詰をアメリカに輸出し、初の米国農務省指定工場となりました。

その後も多くの重要な事業展開を行い、1981年にはポートピア'81にレストランを出店、1984年には缶詰品評会での受賞が続きます。1995年の阪神淡路大震災では被害を受けながらも、着実に復興を果たし、1997年には冷凍食品の売上が急増しています。

さらに、2000年以降は新しい技術導入や品質管理の強化に取り組み、ISO9001の認証を取得。最近では、韓国市場にも進出するなど、国際的な展開も図っています。

未来への展望

エム・シーシー食品は、これからも品質向上や革新に邁進し、持続可能な形で地域社会に貢献していく方針です。また、地域農業との連携を強化し、地産地消の推進によって新製品開発にも力を入れています。地域の人々と共に成長し、食を通じて豊かさを提供し続ける企業を目指しています。

今後のエム・シーシー食品の展開に期待が寄せられています。

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