エリア (ストリートファイター)
エリアは、アリカが開発しカプコンから販売された対戦型格闘ゲーム『ストリートファイターEX』シリーズ（『EX2 PLUS』以降）や、アリカ開発の『ファイティングEXレイヤー』に登場する、機械の発明家を父に持つユニークなキャラクターです。
彼女は金髪のお下げ髪に眼鏡をかけた知的な風貌を持ち、常に両足にローラースケートを履いています。父親と同様に自身も優れた発明家であり、父が生み出した万能機械「キャンサー」の性能を世界に広めるという目的のために、各地の格闘家たちとのバトルを通じてキャンサーのデモンストレーションを行っています。エリアは非常に好奇心旺盛で、一度何かに熱中すると周囲が見えなくなるほどの集中力を見せます。時には思い込みが激しくなることもあり、『EX3』では格闘大会の参加者を戦闘メカ集団と勘違いし、データ収集に没頭する一幕もありました。
エリアの戦闘は、父親の発明品である万能機械「キャンサー」を装着して行うのが特徴です。キャンサーを駆使した攻撃が主体のスタイルですが、一度キャンサーが手元から離れてしまうと、パンチ攻撃の威力が著しく低下するという弱点も持ち合わせています。
エリアはヴルカーノ・ロッソと共に『ストリートファイターEX2 PLUS』で初めて登場し、『EX3』では隠しキャラクターとして参戦しました。
『ストリートファイターV』の公式サイト「シャドルー格闘家研究所」のキャラクター図鑑では、彼女のパーソナルプロフィールが公開されています。ここでは、彼女がメカザンギエフに強い関心を寄せていることや、『EX』シリーズの時代よりも未来において、父親を超える偉大な発明家になっていることが明かされました。この設定と共に、全身に浮遊するスーツを纏い、新型キャンサーを装着した新たなデザインのイラストも披露されています。
また、『ファイティングEXレイヤー』では、自身が天才発明家であるにも関わらず、なぜ自分の発明品が正当に評価されないのかという疑問を抱き、その原因を探るべく行動を開始します。自らのセンスのなさに気付いていないエリアは、著名な天才学者バルバ・プルナのセンスを調査しようと試み、その過程でバルバの娘であるプルム・プルナと接触することになります。
エリアはキャンサーを駆使した多種多様な技を使用します。技名に「※」が付いているものは、キャンサー装着時のみ使用可能な技です。
投げ技
トランスミッション ※：キャンサーの腕で相手を遠くへ投げ飛ばします。
OCR：相手を足で倒し、踏みつける技です。『EXレイヤー』では蹴り付けからのドロップキックに変化しました。
特殊技
ジョブステップ：ローリングソバットを繰り出します。
プルダウンレッグ：隙が大きいかかと落としです。
ヘッドクラッシュ ※：空中で静止し、両手でパンチを放ちます。
シフトクラブストレート ※：前進しつつストレートパンチを繰り出します。
シフトスタンプパンチ ※：前進しながらしゃがみパンチを放ちます。
シフトクラブアッパー ※：前進からのアッパー攻撃です。
ハードクラッシュ ※：ガードブレイクまたはハードアタック技。前方に飛びかかりキャンサーを振り下ろします。
必殺技
ターミネーター ※：『EX2 PLUS』での技。構えで飛び道具（一部例外あり）を跳ね返します。技自体にも攻撃判定があります。
エミュレーター ※：『EX3』でターミネーターと入れ替わった技。構えで飛び道具（一部例外あり）を吸収します。
リバースギア ※：『EX3』での技。エミュレーターで吸収した気弾を跳ね返します。吸収した飛び道具によっては飛距離が限られます。
ハミングラッシュ ※：キャンサーでの連続打撃。ボタンの強さで威力やヒット数、前進距離が変化します。特定の操作で「サンダーブレーク」へ派生。
オルタナティブキャッチ：相手を飛び越え背後を取る移動技。追加入力で前後への蹴り（リア/フロント）に派生します。
ジャクソンキック：ミドルキックから追加入力で飛び膝蹴り（ポップアップニー）、別のミドルキック（パーティションブレイク）、またはプルダウンレッグと同じかかと落とし（プルダウンヒール）に派生可能です。
アップロード ※：キャンサーを空中に飛ばして攻撃。ボタンホールドで滞空させられます。『EX2 PLUS』では地上技、『EX3』以降は空中技になりました。
ダウンロード ※：キャンサーを地中に潜らせ、足元から攻撃。ホールドで地中を遠くまで進ませられます。
挑発：コマンド技による挑発で、EXシリーズでは僅かな攻撃判定がありましたが、『EXレイヤー』では純粋な挑発となりました。
スーパーコンボ
グレイトキャンサー ※：エネルギーを集束させたキャンサーで攻撃。地上では溜めが可能です。
ファイブスターレイド：相手を蹴り上げ、空中で連続蹴りを浴びせます。初段がヒットしないと中断されます。
* ファイナルキャンサー ※：メテオコンボ。最大出力のキャンサーで突進する高威力技ですが、使用後はキャンサーが爆発し、以後その試合中は使用不能になるというリスクの高い技です。
これらの技や設定から、エリアは発明家としての能力と、キャンサーを介した独特なバトルスタイルを持つ、シリーズの中でも異彩を放つキャラクターと言えるでしょう。
『ストリートファイターEX』シリーズでは吉田小南美氏が、『ファイティングEXレイヤー』では引坂理絵氏が声を担当しています。
概要
彼女は金髪のお下げ髪に眼鏡をかけた知的な風貌を持ち、常に両足にローラースケートを履いています。父親と同様に自身も優れた発明家であり、父が生み出した万能機械「キャンサー」の性能を世界に広めるという目的のために、各地の格闘家たちとのバトルを通じてキャンサーのデモンストレーションを行っています。エリアは非常に好奇心旺盛で、一度何かに熱中すると周囲が見えなくなるほどの集中力を見せます。時には思い込みが激しくなることもあり、『EX3』では格闘大会の参加者を戦闘メカ集団と勘違いし、データ収集に没頭する一幕もありました。
戦闘スタイル
エリアの戦闘は、父親の発明品である万能機械「キャンサー」を装着して行うのが特徴です。キャンサーを駆使した攻撃が主体のスタイルですが、一度キャンサーが手元から離れてしまうと、パンチ攻撃の威力が著しく低下するという弱点も持ち合わせています。
登場作品と設定の変化
エリアはヴルカーノ・ロッソと共に『ストリートファイターEX2 PLUS』で初めて登場し、『EX3』では隠しキャラクターとして参戦しました。
『ストリートファイターV』の公式サイト「シャドルー格闘家研究所」のキャラクター図鑑では、彼女のパーソナルプロフィールが公開されています。ここでは、彼女がメカザンギエフに強い関心を寄せていることや、『EX』シリーズの時代よりも未来において、父親を超える偉大な発明家になっていることが明かされました。この設定と共に、全身に浮遊するスーツを纏い、新型キャンサーを装着した新たなデザインのイラストも披露されています。
また、『ファイティングEXレイヤー』では、自身が天才発明家であるにも関わらず、なぜ自分の発明品が正当に評価されないのかという疑問を抱き、その原因を探るべく行動を開始します。自らのセンスのなさに気付いていないエリアは、著名な天才学者バルバ・プルナのセンスを調査しようと試み、その過程でバルバの娘であるプルム・プルナと接触することになります。
主な技の解説
エリアはキャンサーを駆使した多種多様な技を使用します。技名に「※」が付いているものは、キャンサー装着時のみ使用可能な技です。
投げ技
トランスミッション ※：キャンサーの腕で相手を遠くへ投げ飛ばします。
OCR：相手を足で倒し、踏みつける技です。『EXレイヤー』では蹴り付けからのドロップキックに変化しました。
特殊技
ジョブステップ：ローリングソバットを繰り出します。
プルダウンレッグ：隙が大きいかかと落としです。
ヘッドクラッシュ ※：空中で静止し、両手でパンチを放ちます。
シフトクラブストレート ※：前進しつつストレートパンチを繰り出します。
シフトスタンプパンチ ※：前進しながらしゃがみパンチを放ちます。
シフトクラブアッパー ※：前進からのアッパー攻撃です。
ハードクラッシュ ※：ガードブレイクまたはハードアタック技。前方に飛びかかりキャンサーを振り下ろします。
必殺技
ターミネーター ※：『EX2 PLUS』での技。構えで飛び道具（一部例外あり）を跳ね返します。技自体にも攻撃判定があります。
エミュレーター ※：『EX3』でターミネーターと入れ替わった技。構えで飛び道具（一部例外あり）を吸収します。
リバースギア ※：『EX3』での技。エミュレーターで吸収した気弾を跳ね返します。吸収した飛び道具によっては飛距離が限られます。
ハミングラッシュ ※：キャンサーでの連続打撃。ボタンの強さで威力やヒット数、前進距離が変化します。特定の操作で「サンダーブレーク」へ派生。
オルタナティブキャッチ：相手を飛び越え背後を取る移動技。追加入力で前後への蹴り（リア/フロント）に派生します。
ジャクソンキック：ミドルキックから追加入力で飛び膝蹴り（ポップアップニー）、別のミドルキック（パーティションブレイク）、またはプルダウンレッグと同じかかと落とし（プルダウンヒール）に派生可能です。
アップロード ※：キャンサーを空中に飛ばして攻撃。ボタンホールドで滞空させられます。『EX2 PLUS』では地上技、『EX3』以降は空中技になりました。
ダウンロード ※：キャンサーを地中に潜らせ、足元から攻撃。ホールドで地中を遠くまで進ませられます。
挑発：コマンド技による挑発で、EXシリーズでは僅かな攻撃判定がありましたが、『EXレイヤー』では純粋な挑発となりました。
スーパーコンボ
グレイトキャンサー ※：エネルギーを集束させたキャンサーで攻撃。地上では溜めが可能です。
ファイブスターレイド：相手を蹴り上げ、空中で連続蹴りを浴びせます。初段がヒットしないと中断されます。
* ファイナルキャンサー ※：メテオコンボ。最大出力のキャンサーで突進する高威力技ですが、使用後はキャンサーが爆発し、以後その試合中は使用不能になるというリスクの高い技です。
これらの技や設定から、エリアは発明家としての能力と、キャンサーを介した独特なバトルスタイルを持つ、シリーズの中でも異彩を放つキャラクターと言えるでしょう。
担当声優
『ストリートファイターEX』シリーズでは吉田小南美氏が、『ファイティングEXレイヤー』では引坂理絵氏が声を担当しています。
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