エリック・パターソン

エリック・スコット・パターソン（Eric Scott Patterson, 1983年4月8日 - ）は、アメリカ合衆国フロリダ州タラハシー出身の元プロ野球選手（外野手）。右投左打。

兄は元プロ野球選手（外野手）のコーリー・パターソン。

プロ入りとMLBでのキャリア

2001年のMLBドラフトでコロラド・ロッキーズから指名を受けるも入団せず、大学に進学。2003年にはサントドミンゴパンアメリカン競技大会のアメリカ合衆国代表に選出された。2004年のMLBドラフトでシカゴ・カブスから指名され、プロ入り。

2007年8月6日にメジャーデビューを果たし、主に代打として7試合に出場。

2008年7月、オークランド・アスレチックスへトレード移籍。2010年6月にはDFAとなる。

その後、ボストン・レッドソックスへトレードで移籍し、2球団合計でキャリアハイとなる90試合に出場した。

2010年12月、サンディエゴ・パドレスへトレード移籍。2011年は47試合の出場に終わり、オフに自由契約となった。

MLB退団後

2011年12月にデトロイト・タイガースとマイナー契約を結ぶも、メジャー昇格はならず。その後、独立リーグを経て、ミルウォーキー・ブルワーズとマイナー契約を結ぶが、再び自由契約となる。

2014年にはシカゴ・ホワイトソックスとマイナー契約を結んだが、ここでもメジャー昇格は果たせず、再び独立リーグへ。2015年までプレーし、現役を引退した。

引退後

2017年7月、母校であるジョージア工科大学のアシスタントコーチに就任。2019年からはシカゴ・カブス傘下のA級チームで打撃コーチを務め、2022年からはルーキー級チームの打撃コーチとして、若手選手の育成に携わっている。

プレースタイル

本来は二塁手だが、メジャーでは主に左翼手としてプレー。マイナー時代から外野を守るようになった。俊足が持ち味で、2007年にはAAA級で24盗塁を記録している。兄のコーリー・パターソンと同様に、足を使ったプレーが光る。

年度別打撃成績

（2011年度シーズン終了時）

背番号

3（2007年、2010年）
4（2008年 - 2009年）
1（2009年 - 2010年）
9（2011年）

代表歴

* 2003年パンアメリカン競技大会野球アメリカ合衆国代表

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