エル・シャダイル・ビチャーブ

エル・シャダイル・ビチャーブ：若き才能の軌跡

エル・シャダイル・ビチャーブ（El Chadaïlle Bitshiabu）は、2005年5月16日フランスのヴィルヌーヴ＝サン＝ジョルジュで生まれた、フランスとコンゴ民主共和国の血を引くサッカー選手です。主にDFとして活躍しています。

クラブでの歩み

ビチャーブは、2011年にUSサン＝ドニでサッカーキャリアをスタートさせました。その後、2016年にACブローニュ＝ビヤンクールを経て、2017年に名門パリ・サンジェルマンFC（PSG）の下部組織に加入。

PSG加入以前は、ストライカーや守備的ミッドフィールダーとしてプレーしていましたが、PSGでセンターバックにコンバートされました。12歳にして180cmを超える身長は、当時から周囲を驚かせ、年齢詐称疑惑が囁かれるほどでした。

2019年には、パリ・サンジェルマンU-16の一員として来日し、埼玉国際サッカーフェスティバルに出場。その才能を発揮し、優秀選手に選ばれました。

2020年7月27日、パリ・サンジェルマンと3年間のプロ契約を締結。トップチームへの昇格を果たします。2021年12月19日には、クープ・ドゥ・フランスで公式戦デビュー。16歳213日での出場は、キングスレイ・コマンが保持していたクラブ史上最年少出場記録を更新するものでした。2022年4月20日には、リーグ・アンにも初出場を果たしました。

2023年7月18日、RBライプツィヒへ5年契約で移籍。新たな挑戦をスタートさせています。

代表としてのキャリア

ビチャーブは、フランスの年代別代表を選択し、2020年1月からフランスのアンダー代表に招集されています。2021年9月には、U-18代表で初出場を記録しました。

家族

フランスで生まれたビチャーブですが、コンゴ民主共和国にルーツを持っています。父親も191cmと長身です。

プレースタイル

恵まれた体格を生かした対人プレーの強さと、高いボール奪取能力が持ち味です。まだ若く、粗削りな部分も残りますが、今後の成長が非常に楽しみな選手です。

今後の更なる活躍が期待されるエル・シャダイル・ビチャーブ。RBライプツィヒでの挑戦から目が離せません。

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