エレファントジョン

エレファントジョンの概要

エレファントジョンは、2004年の結成以来、日本のコメディシーンで活躍していたお笑いコンビです。そのユーモラスなスタイルとキャッチーなネタで多くのファンを魅了し、数々の舞台やテレビに出演しました。コンビは2017年に解散しましたが、メンバーはそれぞれの道で活躍を続けています。

メンバーについて

コンビの片割れである加藤憲（加藤けん）は、1976年生まれで東京都小平市出身です。彼はツッコミを担当し、立ち位置は右です。元々は「チャップメン」のメンバーで、鬼ヶ島のアイアム野田とコンビを組んでいました。エレファントジョン解散後は、太田プロダクションに移籍し、その後SMA NEET Projectに参加しました。さらに、岡村嘉顕と「めろんとばくだん」を結成し、お笑いの新たな地平を開拓しています。

一方、ガッテン森枝（本名：森枝天平）は1978年生まれで群馬県高崎市の出身です。彼はボケ担当で、立ち位置は左です。森枝も「アメデオ」というコンビを経て、エレファントジョンに参加しました。彼は家庭を支えるために朝早くからアルバイトに出かける一面を持ち、コンビの漫才でも家庭の話題がしばしば登場します。結成当初からメガネをかけていましたが、これは伊達メガネです。

コンビ名の由来

エレファントジョンという名前は、加藤が提案した「エレファントマン」に由来しますが、過去のコンビ名を連想させるため避けました。また、お互いのイメージを考慮し、柴田英嗣の提案によってこの名前が決定されました。コンビ名を基にしたトークライブ「ごきげんジョン」も定期開催されており、親しみやすいイメージを感じさせました。

漫才スタイル

エレファントジョンの漫才は、主にコミカルなかけあいを中心に展開され、特に加藤のツッコミに森枝のボケが絶妙に絡むスタイルが特徴です。2010年からは、加藤の進行に対し、森枝がことごとく邪魔をする形式が定番化。2人の息の合ったやりとりは視聴者に愛され、多くの大会でもその実力を証明しました。

主な業績

彼らは数々の賞レースでも結果を残しました。2008年には漫才新人大賞で優秀賞を受賞、2010年には同じコンペで大賞を手にしました。特に大賞獲得は、彼らの名を一躍有名にすることになりました。また、THE MANZAIなどの逸材に選ばれ、同じく漫才新人としての地位を確立しました。

解散とその後

エレファントジョンは、2017年3月29日の公演を最後に解散しました。解散後の2年後、森枝は特別なライブで一日限りの復活を果たし、ファンを喜ばせる出来事となりました。解散以降も、加藤と森枝はそれぞれの場所でコメディ活動を継続し、現在もエンタメ界で存在感を示しています。

結論

エレファントジョンは、魅力的なキャラクターと独特の漫才スタイルで多くの人々に笑いを提供したコンビでした。彼らの活躍は、今も多くのファンの心に残っています。

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