エンゴロ・カンテ

エンゴロ・カンテのプロフィール

エンゴロ・カンテ（N'Golo Kanté）は、1991年3月29日にフランス・パリで生まれたプロサッカー選手で、現在はサウジ・プロフェッショナルリーグのアル・イテハドでプレーしています。ポジションはミッドフィールダーであり、彼のスタイルは主にボール奪取能力と運動量の豊富さが特徴です。フランス代表としても数々の国際大会での活躍を見せています。

クラブ経歴

カンテは10歳のときに教師の勧めでサッカーを始め、2001年にシュレンヌのユースチームに加入しました。彼のプロキャリアはブローニュから始まり、2012年のリーグ・ドゥのASモナコ戦でトップチームデビューを果たしました。しかし、ブローニュはそのシーズンに降格し、カンテは2013年にカーンに移籍、ここでも主力として活躍し、リーグ・アンに昇格させました。

その後、2015年にレスター・シティに移籍すると、彼の真価が発揮されます。レスターでは、2015-16シーズンのプレミアリーグ初優勝に大きく貢献し、多くのタックルとインターセプトを記録しました。カンテの活躍は、彼をプレミアリーグの年間ベスト11に選出させる要因の一つとなりました。

2016年にはチェルシーに5年契約で加入し、さらにその名を高めました。初年度でプレミアリーグ優勝を果たし、翌年にはPFA年間最優秀選手賞など複数の賞を受賞。選手としての活躍は続き、特に2020-21シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ決勝での活躍は印象に残っており、試合でのパフォーマンスが優勝に繋がりました。2023年にはアル・イテハドに移籍し、新たな挑戦を続けています。

代表歴

カンテの代表デビューは2016年で、その後フランス代表として数々の大会でプレイしています。2018 [[FIFAワールドカップ]]ロシア大会では、全試合に出場し、フランスの優勝に大きく貢献しました。大会中、インターセプト数やボールリカバリー数でトップとなり、その存在感を示しました。2022年のカタール大会では負傷のために出場できませんでしたが、2024年のUEFA EUROに向けて代表に復帰しました。

プレースタイルと人物

カンテは、その出色の運動量によってピッチ全体をカバーできる選手です。体格は小柄ですが、ボール奪取能力に優れており、カウンター攻撃の起点となることが多いです。彼の勤勉さやシャイな性格はチームメイトの間でも知られており、過去には会計士になる夢を持っていました。

カンテはまた、独特の人柄を持ち続けており、プロ選手としての生活が変わっても、愛車となるミニ・クーパーを手放さず大切にしています。彼の姿勢や人間性は、多くのファンや仲間に尊敬され続けています。

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