エンターブレインえんため大賞

エンターブレインえんため大賞は、KADOKAWA（旧アスキー）の社内ブランドであるエンターブレインが主催し、学校法人東放学園が後援・協賛する、小説と漫画を対象とした賞です。この賞は、クリエイターの発掘と育成を目的としており、多くの才能ある作家や漫画家を輩出してきました。

歴史

賞の創設当初は、アスキー（現KADOKAWA/アスキー・メディアワークス）が主催し、「ファミ通エンタテインメント大賞」という名称でした。しかし、第3回（2001年）以降はエンターブレインが主催となり、第4回（2002年）より現在の「エンターブレインえんため大賞」へと名称が変更されました。名称の変更とともに、賞の規模や内容も拡充され、より多くのジャンルをカバーするようになりました。

部門の変遷

エンターブレインえんため大賞の特徴の一つとして、部門の改名や新設が頻繁に行われていた点が挙げられます。時代のニーズやエンターテインメント業界のトレンドに合わせて、様々な部門が設けられてきました。以下に、かつて存在した部門の例をいくつか紹介します。

コミック部門（コミックグランプリに改名）
イラスト部門
ドラマ企画書部門
ガールズコミック部門
BLコミック部門
コミカライズ部門
ボーカロイド楽曲部門
ゲーム実況部門
ゲームエッセイ部門
自作ゲーム部門
ガールズノベルズ部門（ライトノベルビーズログ文庫部門に改名）
ライトノベルビーズログ文庫アリス部門
小説部門（ライトノベルファミ通文庫部門に改名）
Gzブレイン ゲーム小説コンテスト部門
eロマンスロイヤル大賞（「小説家になろう」のムーンライトノベルスとのコラボ）
えんため大賞×RPGアツマールPRESENTS えんため大賞 自作ゲームの部（えんため大賞×RPGアツマール 自作ゲームコンテストに改名）

これらの部門は、小説、漫画、イラスト、ゲームなど、幅広い分野を網羅しており、それぞれの分野で才能あるクリエイターを発掘する役割を担っていました。部門の改名や新設は、エンターテインメント業界の変化に柔軟に対応し、常に新しい才能を発掘しようとする姿勢の表れと言えるでしょう。

現在の状況

エンターブレインえんため大賞は、長年にわたり、数多くのクリエイターを輩出してきました。受賞者の中には、現在、小説家、漫画家、イラストレーター、ゲームクリエイターとして活躍している人も少なくありません。賞の公式サイトや公式Twitterでは、最新の情報を発信しています。クリエイターを目指す方は、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

えんため大賞 公式サイト
えんため大賞公式ツイッター

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