オウガバトル64

オウガバトル64 Person of Lordly Caliber

『オウガバトル64 Person of Lordly Caliber』は、1999年に任天堂がNINTENDO64用ソフトとしてリリースしたシミュレーションRPGで、オウガバトルシリーズの第3弾に当たります。このゲームは、当初は『オウガバトル3』として開発されていましたが、後に任天堂が発売元になり、タイトルが変更されました。タイトルロゴは黒川常治氏のデザインで、色も金色から銀色に変わりました。」

概要

本作はオウガバトルサーガの正史第6章であり、年代としては『伝説のオウガバトル』第5章の完了後、『タクティクスオウガ』第7章とほぼ同時期が舞台です。ゲームの舞台は、パラティヌス地方、北側にローディス、南側にゼノビアが接しています。前作で名前が登場した旧ニルダム王国なども含まれています。

ゲームシステムは『伝説のオウガバトル』から引き継いでいますが、『タクティクスオウガ』の要素も組み込まれています。戦闘では、ユニットがより具体的なキャラクターとして表現され、陣形も変更されました。また、敵ユニットの復活がなくなったことで、より戦略的なプレイが求められるようになりました。

ゲームプレイ

本作には新たに追加された戦術的要素も多く、特にソルジャーというクラスが基本ユニットとして登場します。ソルジャーは成長によって「ファイター」や「アマゾネス」にクラスチェンジできますが、その際の選択はリーダーの性別に依存します。また、今回のゲームでは、装備品を必要とするクラスチェンジシステムが採用され、資金も必要となります。

ステータス

主要キャラクターには様々なステータスがあり、アラインメントによってキャラクターの性格が示されます。STR (力)、VIT (生命力)、INT (知力)、MEN (精神力)、AGI (素早さ)、DEX (器用さ) などが形成要素です。特に、疲労度という要素が今回から導入されており、移動によって蓄積することで戦闘力に影響を及ぼします。

物語

『オウガバトルサーガ 第6章 Person of Lordly Caliber』の物語は、南部軍に配属されたマグナス・ガラントが国家の体制を変えるために革命を起こすところから始まります。また、ゲームには多彩な登場人物がいて、彼らとの交流がストーリーを豊かにしています。

登場人物

例えば、主人公であるマグナスは名誉貴族の息子であり、士官学校卒の若者です。彼の好敵手であるディオメデス・ラングや、勝気な性格を持つレイア・シルヴィスなど、多くのキャラクターが登場し、それぞれのバックストーリーが展開されます。

クラスと発展

ゲーム内でのクラスは多岐にわたり、男性と女性で異なる基本クラスが存在します。さらに、異なる種族を持つキャラクターが多く登場し、プレイヤーはそれらを育成していく必要があります。

まとめ

『オウガバトル64』は、戦略性が高く、キャラクターたちの豊かで緻密な物語が展開される非常に魅力的な作品です。このゲームは、シミュレーションRPGファンにとって、間違いなく楽しめる一作です。

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