オグリワン

オグリワン (Oguri One)

1992年2月9日 - 2022年7月5日、日本の競走馬。
父は名馬オグリキャップで、その初年度産駒として大きな注目を集めた。

生涯

出生

1992年2月9日、オグリキャップの初年度産駒として誕生。「オグリワン」という名前は、もともと牧場で使用されていた幼名だったが、報道で広まり、そのまま競走馬名として登録された。誕生時にはテレビニュースでも取り上げられ、大きな話題となった。また、キヤノンのカメラ広告にも登場するなど、社会現象的な人気を博した。

馬主は、父オグリキャップの3代目馬主である近藤俊典氏。

競走馬時代

父と同じ瀬戸口勉調教師の元で管理され、武豊騎手を鞍上に1994年7月16日に小倉競馬場でデビュー。初戦は4着だったが、2戦目で初勝利を飾った。その後、小倉3歳ステークスで石橋守騎手とのコンビで2着に入った。

10月1日のききょうステークスで2勝目を挙げた。
1995年には、アーリントンカップと若葉ステークスで4着となり、皐月賞に挑戦したが16着と惨敗。続く日本ダービーも17着に終わった。

その後は、古馬になっても掲示板に載ることはできず、1996年3月に地方競馬へ移籍。

名古屋競馬所属時には、主にAクラスで活躍し、3勝をあげた。重賞レースでも、名港盃、ダイヤモンドC、スプリンター争覇で3着に入るなど、善戦した。中央競馬の交流競走にも出走したが、結果は振るわなかった。

2000年11月からは高知競馬に移籍し、7戦2勝を挙げ、2001年7月29日のレースを最後に登録を抹消、現役を引退した。

現役時代の通算成績は109戦7勝（中央19戦2勝、地方90戦5勝）。

引退後

引退後は、ファン有志で結成された「オグリワンの会」に引き取られ、長野県佐久市のスエトシ牧場で余生を送った。

死亡

2022年7月5日、老衰のため30歳で死亡。スエトシ牧場の公式Twitterで発表された。

血統表

曾祖母ハロースカイの仔にツキサムホマレ（函館記念、札幌記念）がいる。

脚注

注釈

なし

出典

なし

外部リンク

オグリワンの会 - ウェイバックマシン
競走馬成績と情報
netkeiba、スポーツナビKEIBA、JBISサーチ

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