オサレもん

バラエティ番組『オサレもん』と『オサレもんプレミア』：詳細解説

2014年10月15日深夜から2015年3月25日深夜まで、フジテレビ系列で放送されたバラエティ番組『オサレもん』。その特徴的なルールや、出演者、スタッフ、そして続編である『オサレもんプレミア』について詳細に解説します。

『オサレもん』：勝ち抜き芸人バトル

番組タイトルはオープニングで『勝ち残り演舞会 オサレもん』とコールされていました。おぎやはぎと松岡茉優がMCを務め、前身番組『うつけもん』、後続番組『ツギクルもん』に続く、お馴染みの顔ぶれでした。ナレーションはフジテレビアナウンサーの中村仁美が担当していました。

毎週6組の芸人が出演し、2組ずつネタを披露して対決。審査はMCの小木博明、ゲスト、そして観覧席の一般人1名からなる3名の「親方」によって行われました。親方の支持を多く集めた芸人が次回の出演権を獲得する、勝ち残り形式の番組でした。

3週勝ち抜きで「オサレ小結」、4週勝ち抜きで「オサレ大関」、そして5週勝ち抜きで「オサレ横綱」の称号が与えられましたが、オサレ横綱になると次回の出演権は失われました。

さらに、番組内では最も楽しませた芸人を1組選んで「敢闘賞」として「オサレモン」を贈呈。敗者であっても敢闘賞を獲得すれば、次回のオーディションを無条件で合格できるという、視聴者にも楽しみを提供するシステムでした。

『オサレもんプレミア』：不定期放送の続編

レギュラー放送終了後には、『オサレもんプレミア』と題した不定期放送が開始されました。オープニングでは『不定期演舞会 オサレもんプレミア』とコールされていました。

『オサレもん』に出演していた芸人の他に、『うつけもん』出演者、そしてどちらの番組にも出演できなかった芸人「のこりもん」も出演。より多くの芸人にチャンスを与える場となっていました。

番組の構成は『オサレもん』とは異なり、MCの小木が独断と偏見で芸人を「大オサレ」「中オサレ」「小オサレ」「その他大勢」の4段階で評価。大オサレ（1位）となった芸人には「オサレモン」と次回の優先出演権が与えられました。ただし、『オサレもん』での番付は全てリセットされました。

スタッフ

番組を支えた多くのスタッフにも注目です。構成、美術、技術、制作など、多岐にわたる職種の人々が関わっており、彼らの技術と努力によって、このユニークな番組が実現しました。

構成：大平尚志、酒井義文、長谷川優、藤井直樹
美術制作：棈木陽次
デザイン：鈴木賢太
美術進行：林勇
大道具：松本達也
アクリル装飾：相原加奈
装飾：百瀬貴弥
メイク：山田かつら
…以下、スタッフクレジットは省略…

音楽

番組を彩るBGMにも注目です。オープニングとエンディングテーマはカジヒデキの「Hey Hey Baby Pop」、ナレーションバックにはCymbalsの「怒れる小さな茶色い犬」が使用され、番組の世界観を効果的に演出していました。

関連番組

『オサレもん』は『うつけもん』と『ツギクルもん』という、おぎやはぎと松岡茉優がMCを務めた番組群の一部です。『笑わせたもん勝ちトーナメント KYO-ICHI』なども関連番組として挙げられます。

まとめ

『オサレもん』と『オサレもんプレミア』は、おぎやはぎと松岡茉優の絶妙な掛け合いと、個性豊かな芸人たちのネタ、そして独特のルールが織りなす、バラエティ豊かな番組でした。その斬新な企画と、出演者たちの魅力によって、多くの視聴者を魅了したと言えるでしょう。

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