オザリ

クロアチアの古都オザリ：歴史と自然が織りなす魅力

オザリは、クロアチア中央部のカルロヴァツ郡に位置する、クパ川のほとりのどかな小都市です。カルロヴァツの北、ヤストレバルスコの南西に位置し、スロベニアとの国境にもほど近いこの地は、豊かな自然と長い歴史に彩られています。

人口構成

2001年の調査によると、オザリの市街地の人口は1,164人、基礎自治体全体では7,932人です。住民の96%はクロアチア人で、周辺には数百人規模の村が点在しており、これらが自治体を構成しています。主要な村としては、ヤシュコヴォ（516人）、ヴルホヴァツ（372人）、ポリェ・オザリスコ（341人）、スラプノ（339人）、ポドブレジェ（332人）などが挙げられます。

歴史

クパ川の断崖の上に築かれたオザリは、1244年に帝国自由都市として文献に初めて登場します。その後、クロアチア貴族のフランコパン家が1398年から、そしてズリンスキ家が1550年から1671年までこの地を所有しました。特に重要なのは、1671年4月30日です。この日は、当時のバン（総督）であったペタル・ズリンスキと、詩人、貴族、政治家として活躍したフラン・クルスト・フランコパンが処刑された日であり、オザリではこの日を記念日としています。

守護聖人と祝祭

オザリの守護聖人は、ルカニアのヴィトゥスです。毎年6月15日には、聖なる日として祝祭が行われ、地域住民の信仰とコミュニティの絆を深める機会となっています。

オザリは、その美しい景観と豊かな歴史を通じて、訪れる人々を魅了し続けています。歴史的な建造物や自然景観を巡りながら、この地の文化と伝統に触れてみてはいかがでしょうか。

外部リンク

Ozalj official site
ozalj community - unofficial site
* Touri-Site

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