オハヨー!ほっかいどう

『オハヨー!ほっかいどう』の概要

『オハヨー!ほっかいどう』は、1975年4月7日に放送を開始したSTVラジオのラジオ番組で、2021年3月26日までの約46年間にわたり、平日の朝の時間帯に放送されていました。この番組は、STVラジオとして初めての朝の生ワイド番組であり、従来の細切れ番組を整理し、より一貫したスタイルでリスナーに届けられました。

放送時間と担当パーソナリティ

番組は平日毎朝、パーソナリティによって進行されました。最終期の担当者は、月曜から水曜が和久井薫さんと兼子真衣さん、木曜と金曜が永井公彦さんと渋谷奈々子さんでした。これにより、番組は多様な視点とトーンで構成され、リスナーに親しみやすい内容となっていました。特に、コーナーごとに異なるパーソナリティが登場することで、視聴者の興味を引き続けていました。

主要コーナー

『オハヨー!ほっかいどう』では、さまざまなコーナーが設けられていました。特に「早起きは三文の得」は、リスナーへのプレゼントコーナーとして人気を博し、聴取率調査週間に際しては「早起きは百文の得」と銘打ってスペシャル企画も行われました。この他にも、スポーツ情報コーナー「オハヨー!スポーツ情報」では、日本ハムファイターズの最新情報が多くのファンに届けられました。

「STVラジオショップ」や「オハヨー!チェック・ザ・チェック」といったラジオショッピングや新聞からのトピックス紹介など、地域情報を中心に提供されるコンテンツは多岐に及びました。

ネット番組と音楽

番組内では、ニッポン放送からのネット番組も放送されており、特に「ENEOSプレゼンツ あさナビ」や「お早う! ニュースネットワーク」などが取り上げられました。また、番組のオープニングやエンディングで使われた音楽も、多くのリスナーに印象を残しました。

番組の特徴

『オハヨー!ほっかいどう』は、常に最新の情報をリスナーに届けるという姿勢から、毎日様々な情報を発信し続けました。特に、緊急時には瞬時に番組内容を切り替えて最新情報を伝える体制を整えており、2017年の北朝鮮によるミサイル発射や、2018年の北海道胆振東部地震発生時には、迅速な対応で視聴者に信頼と安心を提供しました。

番組の終焉

番組は2021年3月26日に幕を下ろし、長い歴史に終止符を打ちました。しかし、後を継ぐ番組『北海道ライブ あさミミ!』がスタートし、地域の情報発信は続いています。『オハヨー!ほっかいどう』がもたらした影響は大きく、道民の心に長く残ることでしょう。

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