オブリヴィオン・ウィズ・ベルズ

『オブリヴィオン・ウィズ・ベルズ』は、イギリスのテクノユニット、アンダーワールドが2007年に発表したアルバムです。日本では2007年10月3日に先行発売され、イギリスでは同年10月15日にリリースされました。

アルバムは、リック・スミスとカール・ハイドの2人に加え、サポートDJ/エンジニアのダレン・プライス、ブライアン・イーノ、そしてU2のドラマー、ラリー・マレン・ジュニア（演奏にも参加）といった豪華なメンバーによって選曲された11曲で構成されています。

制作にあたっては、200曲にも及ぶ新曲が用意されました。レコーディングは、アンダーワールドが所有するレモンワールド・スタジオだけでなく、映画『BREAKING and ENTERING』のサウンドトラック制作で使用したアビー・ロード・スタジオでも行われました。

当初、制作開始時には、BBC Radio 1の伝説的なDJ、ジョン・ピールにデモ音源を渡し、共同プロデュースを依頼する計画がありました。しかし、2004年にジョンが死去したため、この計画は変更されました。

アルバムには以下の楽曲が収録されています。

1. Crocodile
2. Beautiful Burnout
3. Holding the Moth
4. To Heal
5. Ring Road
6. Glam Bucket
7. Boy, Boy, Boy
8. Cuddle Bunny vs The Celtic Villages
9. Faxed Invitation
10. Good Morning Cockerel
11. Best Mamgu Ever

日本盤には、ボーナス・トラックとして「Loads of Birds」が追加収録されています。さらに、スペシャル・エディションには、23分に及ぶ映像作品「BOOK OF JAM - VIDEO」を収録したボーナスDVDが付属しています。

BONUS DVD: BOOK OF JAM - VIDEO

1. Crocodile (Video)
2. Tokyo Makuhari (Slide Show)
3. Metal Friend (Video)
4. Abbey Road (Slide Show)
5. Good Morning Cockerel (Video)
6. Rez (Live) (Video)
7. ArtJam (Slide Show)

『オブリヴィオン・ウィズ・ベルズ』は、アンダーワールドの音楽性の幅広さと実験精神が際立つ作品であり、テクノファンのみならず、幅広い音楽ファンにおすすめできるアルバムです。

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