オポジット

オポジット (Opposite)とは

バレーボールにおけるオポジットとは、特に攻撃に特化したポジションのことを指します。この役割では、通常、セッターと対角に位置する選手が配置され、時には「スーパーエース」として知られる攻撃力の高い選手が担います。オポジットの選手は、前衛と後衛の両方で積極的に攻撃に参加することが求められ、そのために必要な体力や技術が求められるのが特徴です。

オポジットの役割

オポジットの主な役割は攻撃的なプレーであり、強力なスパイクや高いジャンプ力が必要です。過去には、リベロ制度前の時代では、オポジットはセッターのサブとしてトスアップなどの補助的な役割を担っていましたが、近年では主に攻撃的な役割にシフトしています。

通常、オポジットはサーブレシーブから免除されることが多く、攻撃に集中できるポジションとされています。また、彼らはコートの右側に位置することが多く、左利きの選手が起用されることが一般的です。これは、左利きの選手が容易にライトサイドからのスパイクを行いやすいためです。

ユニバーサルプレーヤーとの違い

オポジットの選手が守備寄りのプレースタイルである場合、「ユニバーサル」または「ユーティリティープレーヤー」と呼ばれることが多いです。ただし、この区別は明確ではありません。各チームにおいて、オポジットの役割やスキルセットは様々であり、サーブレシーブに参加するかどうかにより役割が異なることもあります。

特に女子チームでは、攻撃的なオポジットを採用せずに、守備に特化したユニバーサル選手が重視される場合もあります。加えて、オポジットにおいては、他のポジション、例えばアウトサイドヒッターやミドルブロッカー、さらにはセッターとしてもプレーできるオールラウンドプレーヤーが起用されることが一般的です。

まとめ

オポジットはバレーボールにおいて魅力的なポジションであり、その役割は攻撃に特化した選手が多くを占めています。しかし、チームによっては守備力を重視した選手がオポジットに配置されることも多いです。いずれにしろ、オポジットはチームの攻撃力を引き上げる重要な役割を果たしています。

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