オマーン軍は、
オマーン・スルタン国の防衛を担う組織であり、陸軍、海軍、空軍、
国王親衛隊、王立
オマーン警察で構成されています。
法律上の最高司令官は
国王ですが、事実上の指揮権は
オマーン政府の長である
首相が有しています。軍の管理・運営は国防省が担当し、国の安全保障における重要な役割を果たしています。
各軍の概要
オマーン陸軍は約25,000人の兵力を擁し、国土防衛の要として活動しています。国境地帯に睨みを利かせ、国の安全を確保するための重要な役割を担っています。
オマーン海軍は4,200人の兵力を保有し、沿岸警備や領海防衛を任務としています。
オマーンの海洋における安全保障を支える存在です。
オマーン空軍は、約5,000人の人員を擁し、多様な航空機を運用しています。
固定翼機
F-16C/D ブロック50 戦闘機:計23機(C型17機、D型6機)
ユーロファイター タイフーン 戦闘機:12機
C295MPA 哨戒機:4機
C-130H/J/J-30 輸送機:計6機(H型3機、J型2機、J-30型1機)
C295M 輸送機:4機
A320-300 人員輸送機:2機
ホークMk103/166/203 練習機:計23機(Mk103型4機、Mk166型7機、Mk203型12機)
MFI-17B 練習機:8機
PC-9 練習機:12機
回転翼機
スーパーリンクスMk300 哨戒/捜索救難ヘリ:15機
NH90 TTH 輸送ヘリ:20機
ベル206(AB206) 輸送ヘリ:3機
ベル212(AB212) 輸送ヘリ:3機
対空兵器
NASAMS 地対空ミサイル
オマーン国王親衛隊は、
国王の警護を主な任務とし、約5,000人の人員を擁しています。
オマーン軍は、これらの組織が連携し、国の防衛という重要な使命を遂行しています。最新の装備の導入や兵士の訓練を通じて、常に能力向上に努めています。