オモス

オモス：ナイジェリアの巨人の軌跡

オモス（本名：Tolulope Omogbehin）は、1994年5月16日にナイジェリアのラゴスで生まれました。幼少期から絵を描くことが好きで、芸術家を夢見ていましたが、その並外れた高身長が彼の人生を大きく変えることになります。11歳で185cm、15歳には210cmに達した彼は、テニスからバスケットボールへと転向し、その才能を開花させました。

バスケットボール選手としてのキャリア

15歳でアメリカに渡ったオモスは、名門高校でバスケットボール選手として活躍しました。大学時代もカレッジ・バスケットボール選手として、サウスフロリダ大学、モーガン州立大学、キング大学でフォワードを務めました。プロ選手としての道も開けていましたが、彼は意外な道を選ぶことになります。

WWEでの活躍

2019年1月、オモスはWWEと契約し、プロレスラーとしてのキャリアをスタートさせました。2020年6月には、戸澤陽率いる忍者集団の一員としてTVデビューを果たし、「ジャイアント・ニンジャ」として活躍しました。その後、ヒールとしてAJスタイルズとタッグを組み、2021年にはロウ・タッグチーム王座を獲得しました。この王座は4ヶ月間防衛しましたが、チームは解散。その後、AJスタイルズとの遺恨戦に勝利しています。

2022年にはボビー・ラシュリーに敗れ、初のピンフォール負けを喫しました。また、2023年のレッスルマニア39ではブロック・レスナーと対戦し敗北を喫しています。WWEでは、その巨体とパワーを活かしたファイトスタイルで観客を魅了し続けています。

人となり

オモスは、英語、フランス語、ヨルバ語の3ヶ国語を操るマルチリンガルです。アニメ好きとしても知られ、『るろうに剣心』がきっかけでアニメに興味を持ったそうです。同僚のリコシェに『呪術廻戦』を勧めたエピソードも知られています。2023年6月には、長年の交際を経て医師のCheyenne Quaileyさんと結婚しました。

得意技

オモスのフィニッシュ・ホールドは、相手をリフトアップしてマットに叩きつける「スカイハイ・ドロップ」です。その他にも、ダブルハンド・チョークスラム、チョークスラム、ボディースラム、ナックルパンチ、ビック・ブーツなど、その巨体を活かした技を得意としています。

タイトル歴

WWEロウ・タッグチーム王座：1回（AJスタイルズと）

外部リンク

Omos - WWE.com
オモスのプロフィール - Cagematch.net, Wrestlingdata.com, Internet Wrestling Database
USFブルズチームプロフィール
モーガン州立ベアーズチームプロフィール
Jordan omogbehin (@ThegiantOmos) - X（旧Twitter）
* Jordan Omogbehin - IMDb（英語）

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