オリエンタルメタル社・韓産研爆破事件
1975年4月19日に発生したオリエンタルメタル社・韓産研爆破事件は、東アジア反日武装戦線「大地の牙」グループによる爆弾テロ事件であり、連続企業爆破事件の一つとして知られています。
標的となったオリエンタルメタル製造は、当時兵庫県尼崎市に拠点を置く中小企業でした。それまでの標的は主に上場企業でしたが、オリエンタルメタル社が狙われたきっかけは、同社の社長が韓国産業経済研究所が主催する訪韓団の団長に就任するという記事が日刊工業新聞に掲載されたことでした。東アジア反日武装戦線は、経済人の訪韓に反対する立場から、オリエンタルメタル社をテロの標的としました。
1975年4月19日午前1時、兵庫県尼崎市にあったオリエンタルメタル本社と、東京都中央区にあった韓国産業経済研究所が同時に爆破されました。事件は真夜中に実行されたため、幸いにも両施設とも無人で、負傷者は発生しませんでした。
この事件は、東アジア反日武装戦線による企業爆破事件の一環として発生し、同組織の思想的背景や活動の一端を示すものとして注目されています。
松下竜一『狼煙を見よ 東アジア反日武装戦線“狼”部隊』（読売新聞社・戦後ニッポンを読む、1997年） ISBN 4-643-97116-9
松下竜一『狼煙を見よ 東アジア反日武装戦線“狼”部隊』（河出書房新社・松下竜一その仕事22、2000年） ISBN 4-309-62072-8
桐島聡
オリエンタルメタル株式会社
* 韓国産業経済研究所 - CiNii
事件の背景
標的となったオリエンタルメタル製造は、当時兵庫県尼崎市に拠点を置く中小企業でした。それまでの標的は主に上場企業でしたが、オリエンタルメタル社が狙われたきっかけは、同社の社長が韓国産業経済研究所が主催する訪韓団の団長に就任するという記事が日刊工業新聞に掲載されたことでした。東アジア反日武装戦線は、経済人の訪韓に反対する立場から、オリエンタルメタル社をテロの標的としました。
事件の概要
1975年4月19日午前1時、兵庫県尼崎市にあったオリエンタルメタル本社と、東京都中央区にあった韓国産業経済研究所が同時に爆破されました。事件は真夜中に実行されたため、幸いにも両施設とも無人で、負傷者は発生しませんでした。
この事件は、東アジア反日武装戦線による企業爆破事件の一環として発生し、同組織の思想的背景や活動の一端を示すものとして注目されています。
参考文献
松下竜一『狼煙を見よ 東アジア反日武装戦線“狼”部隊』（読売新聞社・戦後ニッポンを読む、1997年） ISBN 4-643-97116-9
松下竜一『狼煙を見よ 東アジア反日武装戦線“狼”部隊』（河出書房新社・松下竜一その仕事22、2000年） ISBN 4-309-62072-8
関連項目
桐島聡
外部リンク
オリエンタルメタル株式会社
* 韓国産業経済研究所 - CiNii
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