オリオンとスパンコール

豊崎愛生の7枚目のシングルとして2012年12月19日にリリースされた「オリオンとスパンコール」は、ミュージックレインからの発売です。

概要

前作「シロツメクサ」から約7ヶ月ぶりのリリースとなるこのシングルは、2012年における豊崎愛生にとって2作目のシングルです。初回限定盤と通常盤の2形態でリリースされ、初回限定盤には表題曲「オリオンとスパンコール」のミュージックビデオとテレビCMスポットを収録したDVDが同梱されています。

このシングルの特徴は、前作以上にレトロなテーマを追求している点です。楽曲の曲調はオールドロック風であり、ミュージックビデオも昔の映画のような雰囲気を出すために8ミリビデオを使用するなど、細部にまでこだわりが感じられます。レコーディングの際には、スタッフ一同でお化けを象ったケーキを食べるなど、和やかな雰囲気の中で制作が進められました。

ミュージックビデオは、「オリオン」と「スパンコール」という2つのシーンで構成されています。「オリオン」のシーンでは、星柄の衣装を身にまとった豊崎愛生の周囲に星形の豆電球が配置され、幻想的な雰囲気を醸し出しています。一方、「スパンコール」のシーンでは、豊崎愛生がボーイッシュな格好で屋外に登場し、活発なイメージを表現しています。

収録曲

全作詞は古屋真が担当しています。

1. オリオンとスパンコール [4:11]
作曲：大沢圭一、編曲：関淳二郎・大沢圭一
豊崎愛生曰く「鼻歌で歌えるような」曲。タイトルの「オリオン」は、豊崎自身がオリオン座を見つけるのが得意だったことに由来しています。楽曲の内容に関しては、当初から自分の好きなものを入れることを決めており、スタッフが2曲に絞ったものの、最終的に自分の声が入ったらどうなるだろうという好奇心から「オリオンとスパンコール」が選ばれました。今作では楽器録りにも立ち会っています。
2. ただいま、おかえり [5:06]
作曲：藤谷一郎、編曲：渡辺剛
正統派の優しい雰囲気を持つミディアムバラード。『豊崎愛生のおかえりらじお』とタイトルが似ていることから、同ラジオのスタッフにこの曲を知らせると大変喜ばれたそうです。その後、同ラジオ第139回よりエンディングテーマとして採用されています。
3. オリオンとスパンコール（Instrumental）

DVD（初回限定盤のみ）

1. オリオンとスパンコール Music Clip
2. オリオンとスパンコール TV spot（15sec+30sec）

「オリオンとスパンコール」は、豊崎愛生の新たな一面を引き出した、聴きごたえのあるシングルとなっています。レトロな世界観と、彼女の優しい歌声が織りなすハーモニーを、ぜひお楽しみください。

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