オースティン・ヘッジス

オースティン・ヘッジス：守備を誇るベテラン捕手の軌跡

オースティン・チャールズ・ヘッジス（Austin Charles Hedges）は、1992年8月18日生まれ、アメリカ合衆国カリフォルニア州出身のプロ野球選手です。右投右打の捕手として、MLBのクリーブランド・ガーディアンズで活躍しています。愛称は「ヘジー（Hedgey）」として親しまれています。

プロ入りとパドレス時代

2011年のMLBドラフトで、サンディエゴ・パドレスから2巡目（全体82位）で指名され、プロの道へ進みました。ルーキー級、A-級でのプレーを経て、着実にステップアップ。

2012年にはA級フォートウェイン・ティンキャップスで、96試合に出場し、打率.279、10本塁打、56打点、14盗塁と、攻守にわたって才能を発揮しました。

2013年は、A+級レイクエルシノア・ストームとAA級サンアントニオ・ミッションズでプレー。オールスター・フューチャーズゲームにも選出されるなど、将来を嘱望される存在となりました。

2015年5月には、AAA級エル・パソ・チワワズからメジャー昇格を果たし、サンフランシスコ・ジャイアンツ戦でメジャーデビュー。同年は56試合に出場し、MLBでの経験を積みました。

その後も、パドレスで出場機会を得ながら、2017年には120試合に出場し、打率.214、18本塁打、55打点、4盗塁を記録。持ち前の打撃センスを発揮しました。

インディアンス、パイレーツ、レンジャーズ時代

2020年8月31日、トレードでクリーブランド・インディアンス（現ガーディアンズ）へ移籍。2021年には88試合に出場し、10本塁打を放ちました。

2022年オフにFAとなると、2022年12月20日にピッツバーグ・パイレーツと単年契約を結びました。2023年は65試合に出場しましたが、打率.180と打撃面では苦戦しました。

2023年8月1日には、テキサス・レンジャーズへ移籍。しかし、オフに再びFAとなりました。

ガーディアンズ復帰

2023年12月15日、古巣であるクリーブランド・ガーディアンズと400万ドルの単年契約を結び、再びチームの一員としてプレーすることになりました。

プレースタイル

オースティン・ヘッジスは、卓越したキャッチング技術と強肩を誇る、守備型の捕手として知られています。打撃では、長打力も兼ね備えており、勝負強い打撃も魅力です。豊富な経験を活かし、チームを勝利に導くプレーが期待されています。

ガーディアンズ復帰で、どのような活躍を見せるのか、注目が集まっています。

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