オースティン・ロマイン

オースティン・アレン・ロマインの野球人生

オースティン・アレン・ロマイン（Austin Allen Romine, 1988年11月22日 - ）は、アメリカ合衆国カリフォルニア州出身のプロ野球選手。捕手として、MLBの複数の球団で活躍しました。右投右打。

プロ入りとヤンキース時代

高校時代は、後にMLBで活躍するノーラン・アレナドと共にプレー。2007年のMLBドラフト2巡目（全体94位）でニューヨーク・ヤンキースから指名され、プロの道へ進みます。

2011年9月11日、ロサンゼルス・エンゼルス戦でメジャーデビュー。翌日のシアトル・マリナーズ戦では初先発出場を果たし、メジャー初安打初打点も記録しました。

2013年8月4日のサンディエゴ・パドレス戦では、メジャー初本塁打を放ちました。

2016年は、自己最多となる62試合に出場。打率.242、4本塁打、26打点と、バッティング面でも成長を見せました。守備面では、50試合でマスクを被り、6試合で一塁手も守りました。

2017年8月24日のタイガース戦では、乱闘騒ぎに巻き込まれました。カブレラと乱闘になり、2試合の出場停止処分を受けています。

2018年は、サンチェスの故障時に正捕手として起用されました。10月8日の地区シリーズ第3戦では、9回に投手として登板。ポストシーズンで二つのポジションを守り、投球を行った珍しい記録を残しました。

2019年もサンチェスの故障がちだったため、72試合に出場。打率・出塁率・長打率・OPSの全ての項目で自己最高を記録しました。

タイガース、カブス、そしてエンゼルスへ

2019年12月12日にタイガースと単年契約。2021年にはカブスと契約し、8月12日のブルワーズ戦では、兄のアンドリューがマウンドに登り、兄弟バッテリーを組むという珍しい記録も達成しました。

2022年はエンゼルスとマイナー契約を結び、AAA級ソルトレイク・ビーズでプレー。その後、メジャー契約を結びましたが、再びマイナー契約となり、自由契約となりました。

カージナルス、レッズ時代

2022年6月17日にカージナルスとマイナー契約。7月4日にメジャー契約を結びました。さらに、8月2日にレッズへトレードで移籍。オフにFAとなりましたが、2022年12月24日にマイナー契約でレッズと再契約。しかし、2023年3月18日に自由契約となっています。

家族

父は元メジャーリーガーのケビン・ロマイン。兄も元メジャーリーガーのアンドリュー・ロマインという、まさに野球一家です。

オースティン・ロマインは、そのユーティリティ性と堅実な守備で、チームに貢献した選手でした。

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