オールナイトニッポン 週替わりスペシャル

オールナイトニッポン 週替わりスペシャル

『オールナイトニッポン 週替わりスペシャル』は、ニッポン放送の深夜番組「オールナイトニッポン」内で、特定の曜日・時間帯に週替わりで様々なパーソナリティが登場した特別番組枠です。1994年から2004年までの期間に、金曜2部、木曜2部、そして金曜1部で放送されました。統一されたタイトルはなく、本記事のタイトルは「オールナイトニッポン35周年記念アルバム」のブックレット年表に準拠しています。

概要

この番組枠は、様々な才能を発掘し、後のオールナイトニッポンのパーソナリティを数多く輩出したことで知られています。週替わりという形式が、新しいパーソナリティや企画を試す場となり、ラジオ界に新たな風を吹き込みました。

1994年 - 1996年・金曜2部

1994年4月8日から1996年6月28日まで、金曜2部（深夜27:00 - 29:00）が週替わり枠となりました。最初に担当したのは、後に金曜1部のパーソナリティとなるますだおかだでした。その他、ドリアン助川（「ドリアン助川の正義のラジオ!ジャンベルジャン!」）、古内東子、木村匡也、西川貴教（T.M.Revolution）、くりぃむしちゅー（当時は海砂利水魚）など、多くのパーソナリティがこの枠から巣立っていきました。初期には吉本興業の芸人が出演する「ラジオ7丁目劇場」が月1回程度で放送され、1995年10月からはThe JUICEのゆき丸がマンスリーパーソナリティを務めました。

1997年 - 1998年・木曜2部

1997年10月9日から1998年3月26日までは、木曜2部（深夜27:00 - 29:00）が週替わりとなりました。桃乃未琴、ゆず、pee-ka-booといった後にレギュラーパーソナリティとなる面々や、ココリコ、植田朝日、東貴博などが登場し、プレ出演的な意味合いも強かったようです。また、当時ニッポン放送でパーソナリティを務めていた岩男潤子や、前枠のパーソナリティだったホフディラン、NOB（CURIO）が再登場するなど、バラエティ豊かなラインナップでした。

2003年 - 2004年・金曜1部

2003年10月3日から2004年4月2日の期間は、金曜1部（深夜25:00 - 27:00）が週替わりとなりました。ポルノグラフィティ、氣志團・綾小路セロニアス翔、長渕剛など、過去にレギュラーを担当したパーソナリティの復活放送や、B-DASH、たいのっち、石井一久、MISIAなど、その後も特番を担当したパーソナリティも登場しました。最終回はMr.Childrenが担当し、大きな話題を呼びました。

放送時間

金曜2部：毎週金曜日 27:00 - 29:00 (1994年4月8日 - 1996年6月28日)
木曜2部：毎週木曜日 27:00 - 29:00 (1997年10月9日 - 1998年3月26日)
金曜1部：毎週金曜日 25:00 - 27:00 (2003年10月3日 - 2004年4月2日)

放送局

1994年〜1998年
ニッポン放送
STVラジオ
栃木放送 (1995年10月から)
福井放送 (1995年9月まで)
KBS京都
和歌山放送 (1995年9月まで)
西日本放送
高知放送 (1995年9月まで)
KBCラジオ
2003年〜2004年：全国36局ネット

関連項目

オールナイトニッポンR スペシャルナイト
オールナイトニッポン クリエイターズナイト

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