カイル・ボタ

カイル・ボタ（Kyle Botha、1988年8月7日生まれ）は、南アフリカ共和国の野球選手。ポジションは捕手で、右投右打です。身長174cm、体重69kgと、体格には恵まれていませんが、国内リーグのBothasig Chukker Roadでプレーしており、南アフリカ国内では屈指の強肩とミートセンスに優れた打撃が持ち味です。

国際舞台での活躍

ボタは17歳という若さで2005年のIBAFワールドカップに南アフリカ代表として選出され、その才能を早くから開花させました。翌2006年のWBC（ワールド・ベースボール・クラシック）でも南アフリカ代表に選ばれ、メキシコ戦では先発マスクを被り、さらに安打も放つなど、国際舞台でその実力を発揮しました。

2007年には、MLBヨーロッパベースボールアカデミーに参加し、リーグ7位となる打率.333を記録しました。この経験を通じて、さらに技術を磨いたと考えられます。

2009年のWBCにも出場を果たしましたが、チームは出場国中最低の防御率11.12を記録するなど、リード面での課題が露呈しました。また、ボタ自身も大会を通じて打率.167、打点0と、持ち味である打撃を発揮することができませんでした。国際レベルの舞台で結果を残すためには、更なる成長が必要であることが示されました。

プレースタイル

ボタは、決して大柄ではありませんが、強肩と巧みな打撃が武器の捕手です。国際舞台での経験も豊富で、南アフリカの野球界を牽引する存在として期待されています。今後の活躍にも注目が集まります。

外部リンク

* MLBヨーロッパベースボールアカデミー2007

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