カシマサッカーミュージアム

カシマサッカーミュージアム

カシマサッカーミュージアムは、茨城県鹿嶋市に位置する茨城県立カシマサッカースタジアム内にある専用のサッカー展示施設です。2004年4月に完成し、同月6日から一般に公開されることとなりました。このミュージアムは、鹿島アントラーズのファンやサッカー愛好者にとって、かけがえのない場所となっています。オープンから数年のうちに、2007年には来場者数が10万人を超え、サッカーの魅力を多くの人に伝える役割を果たしています。

機能と特徴

このミュージアムは、鹿島アントラーズに関連するさまざまな展示物が用意されており、特に2002 FIFAワールドカップに関連する展示は特色豊かです。ミュージアム内は複数のゾーンから構成されており、訪問者は各エリアで異なる体験を楽しむことができます。

アントラーズゾーン

アントラーズゾーンでは、鹿島アントラーズの歴代のユニフォームが展示されています。このエリアには、タッチパネルも配置されており、過去の名プレーを映像で楽しむことができます。アントラーズの歴史や選手たちの輝かしい瞬間が、より身近に感じられる場所です。

ワールドカップゾーン

次に、ワールドカップゾーンでは、2002年に日本と韓国で開催されたFIFAワールドカップに関する展示が行われています。このエリアでは、カシマサッカースタジアムで行われた3試合にフォーカスした展示があり、対戦国のユニフォームなどが興味深く展示されています。このゾーンを訪れることで、当時の熱気を感じることができるでしょう。

スタジアムゾーンとドリームシート

スタジアムゾーンには、鹿島アントラーズが獲得した歴代の優勝トロフィーや、スタジアムの模型が展示されており、その迫力を間近で感じることができます。また、ドリームシートや映像シアターも完備されており、様々な観覧方法でミュージアムを楽しむことができます。

伝説のホール

「THE HALL OF LEGEND」では、鹿島アントラーズの功労者たちの写真や私物が展示されています。新井場徹や中田浩二、柳沢敦など多くの選手たちの功績を振り返ることができ、ファンにとって貴重な体験となることでしょう。

便利な施設

その他にも、フォトパネルが展示されるパネルヒストリーや、旧ロッカールームが見られるエリア、さらにライブラリーゾーンには関連する書籍が並んでいます。これらの施設は、訪れる人々にサッカーの歴史や文化を深く理解させてくれる重要な場所です。

開館時間と入場料

カシマサッカーミュージアムは火曜日から日曜日の午前10時から午後4時まで開館しており、休館日は毎週月曜日や祝日の翌日、年末年始となっています。ただし試合や特別イベントに合わせて開館時間が変更される場合もありますので、訪れる際は公式サイトでの事前確認をおすすめします。入場料金は、大人300円、小中学生は100円で、記念パスも有り、手軽に楽しめる価格設定です。

このように、カシマサッカーミュージアムは鹿島アントラーズの愛やサッカーの歴史を感じることのできる貴重なスポットであり、ぜひ訪れることをおすすめします。

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