カスタムロボ バトルレボリューション
『カスタムロボ バトルレボリューション』は、
2004年3月4日に
任天堂から発売された
ニンテンドーゲームキューブ用のアクションRPGです。この作品はカスタムロボシリーズの第4弾であり、前作から新たに4人同時対戦が可能になっています。プレイヤーは様々なバトルスタイルを駆使し、キャラクターの成長を体験しながら、試合を行っていくことになります。
ゲーム概要
本作では、新たにハードが据え置き型に戻り、タッグ戦から改良された形式でバトルが行われます。4人同時対戦では、2対2のタッグ戦、1対2のハンディキャップ戦、そして無差別対戦のバトルロイヤルが選択可能です。全キャラクターとフィールドは滑らかな3Dで描写され、未来的なデザインが施されています。また、ロボのカラーリングを自由に変更できることも、大きな特徴として挙げられます。さらに、今作ではトリプルビューの視点から戦うこともでき、主観視点でのバトル体験も可能です。
ストーリー
物語は、主人公が父親の死とともに「コマンダーになれ」という遺言を受け取ることから始まります。幼少期の記憶を振り返りながら、彼は過去の思い出を胸にコマンダーになるための道を選びます。就職活動中に訪れたスティルハーツというバウンティハンター事務所では、新型のロボを受け取り、様々な事件に巻き込まれていく運命を辿ります。主人公は自身の成長を通して、世界の秘密に触れることになります。
主な登場人物
- - 主人公: 銀色の髪を持つ若者で、父の遺言を受けてカスタムロボのコマンダーを目指します。寝坊が多く、周囲からは優しいが少し天然なキャラクターとして描かれ、成長を遂げていきます。
- - ハリー: 主人公の相棒で、明るくお調子者ですが、実力も持ち合わせています。しばしば負けることがありながらも、お互いに友情で結ばれています。主人公と共に戦うことで信頼を深めていきます。
- - マーシャ: 本作のヒロインで、悲しい過去を背負った少女です。コマンダーとしての能力を持ち、主人公と密接に関わりを持って成長していきます。
- - アーネスト: スティルハーツ所長で、厳つい外見とは裏腹に仲間思いの性格ですが、金銭には厳しい一面もあります。
- - リンファ: 国家のカスタムロボ研究施設「ラボ」の所長で、研究に情熱を持つキャラクターです。
- - ゼクスの幹部たち: 謎に包まれた存在で、物語の中盤で大きな事件を引き起こす重要な役割を担います。
バトルシステム
バトルでは、プレイヤーはロボを駆使して相手と戦います。ロボは様々なパーツを自由に組み合わせることができ、戦術を練りながら戦う点が魅力的です。また、各キャラクターはそれぞれ異なるホロセウムを作り出すことができ、戦う場所や戦術に影響を与えます。
用語解説
本作に登場する「ロボ」は、ボディやガン、ボムなどのパーツで構成されており、プレイヤーはこれらを組み合わせて自分だけのロボを作り上げていきます。また、ダイブというシステムも導入されており、コマンダーとロボの精神的なつながりも重要な要素となります。
結論
『カスタムロボ バトルレボリューション』は、アクション性とストーリー性を兼ね備えた魅力的なデザインが特徴のゲームです。プレイヤーはキャラクターと共に成長しながら、様々なバトルを通じて物語を楽しむことができます。コマンダーとしての自己成長や仲間との絆が描かれたこの作品は、続編を期待させる魅力があります。